怒涛の新生児期１ヶ月

6月2日14時48分、待望の赤ちゃんが無事生まれた。出産は想像以上に大変で、産後も後陣痛や会陰切開の傷、痔ができたり乳腺炎になって熱が出たり、アトピーができたりと体がボロボロになった。経験したことない満身創痍感。

。。けどそれ以上に大変なのが育児だった。身近な人に赤ちゃんがいる人がいない分、未知の育児が突然始まった。妊娠中は産むまでのことにいっぱいいっぱいで、その後のことを準備できてなかった。

入院中は母子別室だったから、退院後がどうなるかわからなかったけど、乳腺炎の高熱で病院でコロナ扱いされて赤ちゃんと共に隔離されそうになったりしたから、早く退院したくてたまらなかった。

退院した日、父母、妹、旦那がすごく嬉しそうに赤ちゃんを迎えてくれた時のことは忘れない。とっても嬉しかった。

それから始まった想像以上の怒涛の日々。特に最初の２週間は自分の体調不良や慣れない赤ちゃんペースのスケジュールで本当に本当にきつくて仕方なかった。。寝れないこと以上に、自分のペースで何事も進まない状態が常に続くことが初めてすぎて、こんなにも育児って大変なのかと痛感した。あとホルモンの影響ですぐに泣いていたし、うまくいかない授乳や、赤ちゃんに完全に合わせきれずまだ面倒くさがったりしてる自分にかなり自己嫌悪になっていた。

よかったのは旦那が３週間の育休を取れて、完全に全てを一緒にしてくれたこと。里帰りで家事全般を母がやってくれたこと。抱っこを父が仕事帰りにたくさんしてくれたこと。こんな充実したサポート体制でもきついんだから、ワンオペの人はどうやってるんだ。。
３週間一緒にやってくれた旦那は、一番大変な時期を一緒にシェアできて本当によかった。きついだろうに、私の体調不良をいつも気遣ってくれて本当に感謝。この人と結婚して良かったなぁと心から思った。

３週目からはようやく赤ちゃんのペースに慣れ、体調もようやく戻ってきて、授乳も少しはできるようになって大分落ち着いた。けどやっぱりまだ固まらない赤ちゃんのペースに悪戦苦闘中。新生児なのに我が強いのか本当によく泣く。この世の終わりかってくらい顔を真っ赤っかにしてギャンギャン泣き続ける。。未だに眠いのかお腹すいたのかそれ以外なのかがよく分からない。数時間あやし続けると自分が頭おかしくなりそうになったりする。。から、2分でも5分でも違うことをする気分転換が必要だなと痛感した今日。

フルマラソンを走り続けてる状態のような、コンビニ２４時間1人で回してる状態のような、って何かで見たけど本当にそうだった。言葉で言い表せないくらい大変な１ヶ月だった。

けど、無事ここまで育ってることに本当に感謝。やっぱり落ち着いてる時や寝ている時、おっぱいを飲んでる時の赤ちゃんはとても可愛い。食べちゃいたいくらい可愛くて愛おしい。こんなに愛しくて、自分の全てを捧げようと思う気持ちは初めて。これまで自分勝手に生きてけど、こうやって親や周りの人に育てられたんだなと気づいた。

今日で赤ちゃんが生まれて１ヶ月、新米ママも１ヶ月。まだまだ慣れないけど、早くうまくできるようになって楽しむ余裕が出てくると良いな。

赤ちゃんが生まれた直後に、カンガルーケアでお腹の上に乗せてもらった。その時、これまで感じたことのない、とても神聖な気持ちで「この子を守ってください」って天に思ったのが忘れられない。これからもすくすく元気に育ってね。