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読書感想文7■『新訳引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』本田健訳

どうも、読書ザッピングが激しい今日この頃です。

うっすら知っている状態だった「引き寄せの法則」について、
本田健さんの新訳本が出版されたので読みました。

過去には私も、良い状況を引き寄せたいなあ〜と生半可に試しては玉砕するを繰り返していました。

願望を実現する3つの法則はこちらです。
1.引き寄せの法則→似たものは、引き寄せられる
2.意図的な創造の方法論→思考を向けたものは、望むものもそうでないものも、目の前に現れる。
3.ありのまま受け入れること→わたしがわたし自身であること、他のすべての人がその人自身であることを受け入れる。

これらは、今まで伝えられてきた内容と変わりないのだと思いますが、
より具体的な事例や、質問・回答形式が従来より分かりやすく書かれていると思いました。

望むことだけにフォーカスし、それを期待し、受け取る。
楽しんでいたら全てうまくいく。

文字に起こすと簡単に思えるのですが、この考え方の癖づけを定着させるのが至難の業。継続力が試される法則です。

さらに私の場合、ネックになっていることがあり・・・

先日、yujiさんのyoutubeライブで、
「M気が強い人が多い」というお話をしてくださいましたが、
「苦労や自己否定は置いておいて、本当の自分の夢・希望は何なのか?」に立ち戻るときだ!と感じました。

社会に出るまでは将来の夢はどんな風にも持てて、20代、30代、40代と大人になるにつれて、なんとなく将来の姿が予想できて、その予測の範疇で生きることが多いように思います。

私も予想外の展開が起こることがないかなーと思いつつ、なんとく5年後・10年後が予測できる範囲で動いてきたような気がします。それと共に、改めて未来の夢を考えなくなってきたな〜と。

夢に対する制限は実際には無いし、何かを始めることに早い遅いも無いと思いますが、なんとなく周りにアクティブな人が少ないと安定的な思考に流れてしまうものです。自分を無理なく気分の良い状態にするためにも、たくさん夢を見て人に伝えておこう!と思った次第です。

あともう一点気になってことが。
世の中の悪い状況に対しての考え方が印象に残りました。
例えば、社会的な課題があって、自分が救世主としてやらなければ!と思っている人は、救世主にならざるを得ない状況が舞い込んできてしまう。
救世主になって、苦しんでいる人が周りに集まってくることが一番の望みなのか?ということです。
どうしても課題に対する解決策を考えてしまいがちなのですが、そもそもどんな状況であって欲しいのか、と考えてみると自分が矢面に立たなくて良い、ということもあります。
ちょっと冷たいけど、怒っている人・悲しんでいる人もそれをやりたくてやっている。

他人は変えられないというのは、あまりにも有名な言葉になっていますが、
自分の望みをきちんと整理することで、社会や人間が見せてくる状況に左右されなくて済むのだと思います。

とはいえ、外の世界は刺激的ですぐ心を動かされてしまうので、
うまくニュートラルな精神を定着させていきたいものです。



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