見出し画像

朝起きぬけのセルフメンテナンス

 春の気配は漂ってきてもまだ毎日寒いですね。
 朝、布団の中でツボを押したりマッサージしながらもぞもぞしていたら、なんだか上手くいったので、書いてみようと思います。文章では分かりにくいかもしれないので動画も撮りました。見て見ぬふりしてもらえたら助かります 笑
 手足の血行が良くなって体が温まれば、布団から出る気になれるかも?

 *ツボ押しやマッサージは力を込めすぎないようにしてくださいね。毛細血管などが傷つくとむしろ血行が悪くなることも。もしツボのところが硬かったら、そこは揉まない。凹んで元気の無いツボをチョイチョイと刺激して中から元気が押し返してくるようにイメージします。

【お腹から足までの下半身】
①お臍のすぐ横にある盲兪(こうゆ)というツボを見つけます。取穴は[上腹部、臍中央の外方5分]とあります。臍中央から真横に約1.5cm外側ですね。
 *盲兪穴の由来[ 「盲」は盲膜のこと。盲膜とは腹腔内の臓腑間をつつむ膜をいう。腎経の脈気はここから腹腔内に深く入り、盲膜に注入するので、こう名づけられた。]
②ここに両手の人差し指か中指を置き、息を吐きながら優しくぐーっと2〜3秒押してから、息を吸いながら緩めるのを、数回繰り返します。
③指を盲兪に置いたままにして、足をグーパー運動します。足指をパー、グー、チョキ、反対のチョキ。2回くらい。この時、足先だけで動かすのではなく、腰や膝を自由にして脚全体を動かします。足先をお腹側に引き寄せたりつま先を伸ばしたり、内側や外側に倒したりもしてみてください。膝を立てて、同じように動きます。

足のグーパー運動
(Twitter)

④お腹の指でまた盲兪を押してみてください。仕上げに、お臍周りを優しく揉んでさすっておわり。

 次は
【肩から指先にかけて】
①両手を交差させ、手のひらで両肩を包んで温めます。すこしズラして首の近くまで温めても良いですね。肩がよく温まるように数秒待ちます。
②両手で二の腕を気持ち良い力加減でもみもみしながら、肘まで下りていきます。肘の内側の線のあたりも刺激します。ここには尺沢(しゃくたく)や曲沢(きょくたく)というツボがあります。
③肘から下も、片手ずつもみもみしながら下りていき、手首、手のひら、指先まで揉みます。手のひらの真ん中には労宮(ろうきゅう)というツボがあります。爪の際をぐるりとまわり、爪先から何かを飛ばすイメージで指先を一本づつシュッシュッとさすります。

爪先のマッサージ
(Twitter)

④手先から順に行きと同じように上っていきますが、肘の所で今度は肘後方(外側) 一寸上にある天井(てんせい)というツボを2〜3回押してから、二の腕をもみもみして肩まで戻ります。
⑤再び肩を手のひらで包んで温めます。①〜⑤を好みで繰り返します。

おしまい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?