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アフリカ人のサムライ!?織田信長に仕えた黒人初の侍”YASUKE(弥助)”とは何者か。

皆さん、ジャンボ!(スワヒリ語でこんにちは)

YASUKEのカミヤです。

今記事では、弥助とは一体何者で、どんなことを成し遂げた人なのか詳しくご紹介します。

ぜひここで知ったことをご家族やご友人に教えてあげてくださいね!

弥助とは

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出典:https://www.cnn.co.jp/world/35138192.html

弥助とは、織田信長に仕えた黒人初のサムライです。

信長の最晩年、天下統一にあと一歩まで迫った時期に宣教師の黒人奴隷として出会い、その後に家臣にまで登り詰めたとされています。

■イエズス会の宣教師が連れていた黒人奴隷

弥助に関する一次資料は非常に少ないですが太田牛一「信長公記」には以下のような記述が残っています。

キリシタンの国から黒人がやって来た。年齢は26~27歳ぐらいのようだ。全身がウシのように黒い。この男は健康で力が強く、10人がかりにも勝てそうだ。バテレンが連れてきて、(信長様に)挨拶させた。

またルイス・フロイスの報告「イエズス会の1581年の日本年報」には

信長も黒人奴隷を見ることを望んでいたため、宣教師のオルガンティノが連れていったところ、信長はその色が生まれつきで、後から塗ったものでないことを信じようとせず、帯から上の着物を脱がせた。

上記のような記述が残っています。

これらのことから弥助はイエズス会の宣教師が連れてきた黒人奴隷であったことが分かります。

■「本能寺の変」で奮戦

宣教師によって日本に連れてこられた弥助ですが、あの有名な「本能寺の変」で大活躍したとされる記述も残っています。

また下記の記述は東北大学の藤田みどり教授が著書の中で信長の死後、明智光秀が弥助を殺すことなく守ったと推測しています。

皮膚の色こそ異なるものの、若干言葉を解し、最後まで主人への忠誠を果たした従者を殺すのは忍びないと光秀が思ったとしても不思議ではない

上記からも弥助は、黒人奴隷として連れてこられながらも日本のサムライとしてその功績を認められていたことが分かります。

■現在ではNETFLIXのアニメになっている

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出典:https://www.netflix.com/jp/title/80990863

実は現在弥助はNETFLIXの最新ドラマとして放映されています。

アカデミー賞にもノミネートされた経験がある俳優が弥助役を演じるなど、海外からも人気を集めています。

黒人奴隷として連れてこられた弥助が信長の家臣として仕える下克上の物語をこの機会にぜひ見てみてください。


↑Netflixアニメはこちらから

まとめ

今記事では黒人奴隷から信長の家臣になり、最後は日本のサムライとして明智光秀にも認められた弥助についてご紹介しました。

もっと詳しく知りたい方はインターネットで「弥助」と検索すると様々なサイトや文献を見ることができるので、ぜひ調べてみてください。



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