「想像してなかったことが起きてる」RKB原田亘選手インタビュー(文字起こし)
今回は、僕の素人じみた試合分析より、RKBラジオ「GANGANサガン鳥栖」の原田選手インタビューから記憶に残った部分を文字起こししてみました。前節鹿島戦の振り返り、鈴木優磨選手とのマッチアップ、初のJ1リーグでのプレイ観などを真正面から語ってくれています。インタビューはアプリ「RADICO」で9月19日13時29分まで聞けます。「ホークス&スポーツ」
原田選手、鹿島戦は個人的にも今季最高のプレイでした。とにかく落ち着きが半端なく、攻撃参加では見方が料理しやすいような優しいパスをスペースに向かって供給し、守備ではまたまた「G線上のクリア」でチームを守りました。個人的採点では「6.5」は余裕でありますね。それでは、以下インタビューです。
ー今季2度目の鹿島アントラーズ戦(ホームゲーム)を振り返って
勝ちたかったなっていう試合にはなりましたね。
前期は、先制した中で追いつかれて逆転されて、また追いついて。そういう試合を繰り広げたので、今回その相手にどれだけ自分たちが成長してるかっていうことを、成長の確認と言いますか、そんな試合だったと思っていました。それだけに本当、勝ちたかったなっていうのは素直な気持ちです。
やっぱり鹿島さんとは球際の勝負になってくるってことをチーム全体でも認識していて、そこ(球際)で負けたら試合に負けるっていう話をしていました。ある程度押し込まれる時間帯が来ることもチームで想定をしていて、そういう時にどういう風に振る舞うかっていうことも確認はしていました。1失点はしてしまいましたけど、そこはしっかり改善すれば、ああいう失点はなくせると思ってます。失点した後、追加点を与えなかったっていうところは前期と比べて少しは成長したかなっていう風には思いますね。ただ、やっぱりあそこから逆転するチームの力も必要かなとも感じましたね。
ー鈴木優磨選手とのマッチアップについては
自分の中では昨日の試合は読みはうまく働いたかなと思っています。自分が鈴木選手とマッチアップすることも分かってましたし、ここでやられなければ鹿島のリズムにはならないという風に思ってたので、その点は結構意識してやってました。
ー初めてのJ1挑戦について
まあ、正直な話をすると、入団が決まった時にすぐ出られるとは全く思ってなくて、ベンチであったり少ない時間でもどれだけ出て、最後の方に出場時間が増えていれば、というのが自分の今年 1 年の見方でした。シーズンインしてキャンプに行った時も本当、全く自分の中で感覚がつかめなくて圧倒されることも多くて。それでも監督であったりスタッフであったり、選手からすごく声をかけていただいて、自分も失うものは何もないっていう感じじゃないですけど、成長することでしかこのチームに貢献することはできない、自分の立ち位置を確立することはできないと思いました。
本当に、全てにおいてレベルが達していなかったっていうのが自分の感想だったんで、正直苦しかった部分が多かったなって思います。
ー今や欠かせない選手になってきている
自分が考えてなかった、想像してなかったことが起きてるんで(笑)。でも前期、怪我人が出て、出場機会をもらって、ルヴァンとか天皇杯とか、選手の移籍もあって、そんな中でスタメンという場を頂いて、でもそこで絶対スタメンだろうっていう思いは全くなくて。チームのみんな同じことを言うと思うんですけど、練習で気を抜いたプレイであったり、そういうことをしたら間違いなく外されるというのは常に意識してやってます。試合に出るっていうことをあまり想定してなかったですけど、やっぱりこういう立場になると、もっとチームに貢献したいと思いますし、もっとやらないといけないっていう風にはいつも思っています。
できないことだらけだったんで、こういうことができたらいいよーとか、こういうことを意識した方がもっとやれるんじゃないっていうことを、本当言っていただいて、そこを 1 つ 1 つ意識してやるようになって、今のポジションがありますし、活躍っていうことしてないですけど、通用するところまできたかな?っていう風には思ってます。
来週に続く
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