緊急寄稿・やーす説『背負わなければいけない、負けてはいけない/降格が迫るサガン鳥栖』
もはや残留を信じるには、胆力が必要な状況だ。2012年に初めてJ1に昇格して以来、このような絶体絶命の降格危機を経験した記憶はない。かつてギリギリの残留争いを演じた事も、最下位になったこともあるが、夏に監督が抜け、主力が8人抜け、エースが怪我で長期離脱と、相次ぐ不幸に見舞われて最下位と言う年はなかった。新監督の木谷氏や新加入の選手たちは、チームを再構築する時間も無いまま、Jリーグで最も困難な命題を課せられ、その重圧は計り知れない。それでも、背負わなければいけない、負けてはいけ