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そのやさしい歌は未来へとつながって

長崎が生んだスターといえばやはりこの人。来年2月
のランタンフェスティバルの皇帝役にも選ばれている
福山雅治さん。そのやさしい歌声に心ふるわされる。

ランタンフェスティバルにもいつか訪れてみたい

故郷の祖母への想いは歌い継がれて


そして思い出すのが、長崎の豊かな島々を舞台にした
青いぜ長崎ブルーアイランズプロジェクト。壱岐島で
見た風景が懐かしい。長崎に広がる島々に憧れている。

そして青い海に浮かぶ長崎の島々へも

壱岐島への旅は大切な思い出となった


それと長崎のスターといえば、この人の存在も忘れて
はならない。その歌声は楽しげで、時に壮大でそして
やさしい。さだまさしさんの歌に元気を頂いている。

その歌から長崎への愛が伝わってくる



そしてまた旅を続けよう。長崎県美術館を後にして
海につながる運河沿いには
ワイナリーレストラン。いつか旅の途中でワインも楽しみたい
ワインの形に、建物の外壁に。連続する形や
緑と建物と水の風景を楽しみつつ
水に囲まれた長崎の景色の中を進む
しばらくするとコンクリートの打ち放しの小さな建物

ここはさだまさしさんの呼びかけで設立された

ナガサキピースミュージアム
小さくてシンプルな建物の中に
宙に浮いたコンクリートの壁など、こだわりのデザインを持つ
平和を願い発信する小さな美術館
光が差し込むアプローチを通って
小さいながらも広がりのある内部空間へ
三角の開口部に
四角の開口部
アプローチにつながる水盤のデザインも楽しんで
裏側は異なる印象の建物。建築家の古市徹雄に手掛けられた

西海市のパールシーリゾートも氏の設計によるものだ

音符の形をしたモニュメントは
福田繁雄氏による《宙(そら)へ》

福田繁雄氏といえば北九州の街歩きでも

建物の周囲の空間も楽しみつつ、次はその奥の建物へ


「長崎に平和発信ミュージアムをつくろう」という、
さだまさしさんの呼びかけにより発足した「ナガサキ
ピーススフィア貝の火運動」。スフィアは球体をさす。
すなわち、ピーススフィアは平和な地球という意味。

「貝の火」とは宮沢賢治の、動物の王様の印「貝の火」を
神から授かったウサギが、周囲にそそのかされ増長し、
たった6日で火が消えてしまうという話による。それ
は平和を願う火を絶やさないという誓いを表すもの。

さだまさしさんのやさしい歌は未来へとつながって


建物の形をシンプルに見せるコンクリート。浮いた壁
の隙間を通って光が満ちる内部へ。そして内部空間は
また外部にもつながる平和を発信するミュージアム。
内部には、その日も平和を願う展示がなされていた。
さだまさしさんの平和への想いは小さなミュージアム
にこめられて。そして、さだまさしさんは歌い続ける。
平和を願うそのやさしい歌は未来へつながっていく。

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