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徒歩の旅もたまにはいいものだ

北九州の旅もそろそろ終わりへと向かう。でも、まだ
目指す駅は遠い。徒歩の旅も楽しいのだが、坂道を風を
切って駆け抜けていく自転車が恋しくもある。でも、
怪我をしてしまったことは仕方ない。ゆふいんへの旅
でのあの一瞬を悔やむが、切り替えてどんどん歩こう。
歩きには、歩きの旅のよさもある。さあ、次の目的地へ。


今回はアートにふれる旅でもある
道沿いの彫刻に目を止めつつ、コンクリートの壁も気になる
スリットや列柱など、縦方向のリズミカルなデザイン
ぐるりと回ると楽しげな配色の建物
アートなコンクリート壁を持つ北九州市立高見市民センター
もう少し南に下って、角を曲がると木造の建物が見えてくる
こちらは裏側。コンクリートの上に下見板張の外観の建物は
2014年に建てられた東八幡キリスト教会の新教会堂
軒の教会と呼ばれ、人と人の出会う場がデザインされている
訪ねてみたいと思いつつも、外観だけに。目的の駅はまだ遠い

設計は手塚建築研究所。木を使ったやさしいデザイン

手塚建築研究所といえば、やはりキョロロの鉄もよい

教会を後にして進む。でも、デザインされた塀は気になる
奥にはライオン。玄関にも雰囲気が、とうらやましがりつつ
小学校での野球の練習風景を眺めながら
その横の路地の先に続く階段を上っていく
笑顔であいさつ。大切なことを教えてくれる通学路
石垣の足元に咲く花に目を止め
桜に春の訪れを感じる
空と山並みの風景が広がる気持ちのよい広場
ぎざぎざの屋根は北九州市立総合体育館
福岡県営中央公園の中を通り、北へと向かう
野鳥が集まる金比羅池
カルガモたちもゆうゆうと泳いでいる
池の畔の散歩道。ここちよい場所だ
 近くにこんな公園があれば毎日の散歩が楽しそう
パーゴラの屋根のデザインも気になる
日も傾いてきた。さあ公園を越えていこう
こちらはカワセミの撮影スポット。邪魔をしないように進む
公園を越え、道沿いの建物を眺めつつ
線路を越え、まだまだ北へと進む
途中に旧松本家住宅。設計は辰野金吾。いつか中にも訪れたい
ハーフティンバーの壁面や、屋根の形が特徴的

完全予約制の建物。いつものように夢・クルーズで

ハーフティンバーといえば三井港倶楽部を思い出す

そのすぐ側には明治45年に建てられた旧安川邸

安川敬一郎は株式会社安川電機の創設者でもある

ここは2018年に北九州市の有形文化財に指定された建物で
2022年4月に一般公開されたとのこと。開館時間は17時まで
到着したのはちょうど17時。あともう一歩だった
のんびり歩きすぎたか。せめて外観だけでも楽しもう

また今度、旧松本家住宅でランチの後にお茶にしよう

調べておけば、少し速く歩いたのに。また次のお楽しみ

日もだんだんと傾いてきた。また公園を通り抜ける
不穏なシルエットの樹木。でも今回は明るいし心配ない

あの不穏な樹木を見た時に、何かを感じ取れたなら

過去のことは忘れて、前に進もう。いつものように
街の顔を楽しみながら、進んでいく。歩きの旅は、
通りの写真も多くなる。それはそれで楽しい
住宅の玄関にも目が止まる。きっとアートが好きなお宅だ



北九州の楽しい旅ももうすぐ終わる。振り返れば徒歩
の旅もよいものだ。今回のように途中に坂や、階段が
あっても歩きなら、なんてことはない。無理しなければ
健康にもよさそうだ。さあ目指す戸畑までは後少しだ。





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