見出し画像

伊能忠敬も訪れた九十九島

九十九島を巡る佐世保の旅はまだまだ続く。九十九島
観光公園を後にして次の展望所へ。今回、九十九島八景
というものを初めて知った。せっかくなので展望所を
まわる。アップダウンはあるが自転車でまわれる距離。


佐世保市街地からでも車なら手軽な距離にある公園だ
公園を後にして、山道を下りまた港へと戻ってきた
見る場所や高さによって海と空はいろんな表情をみせる
係留されているボートと港の風景を眺めながら
また山道をのぼっていく。消防団の詰め所の櫓と空を見上げ
小学校の校舎にも立ち止まる。空に溶け込むような校舎の色
空と優雅に泳ぐ鯉のぼり。気持ちのよい空の下の旅
山道を上るにつれて景色もまたかわってくる
道端の樹木と花。この白い花はナツツバキかな
石畳の隙間からはノースポールが元気よく咲いていた
次に訪れたのは船越展望所。九十九島八景にもなっている
展望所には案内板。島々の名がよく分かる
九十九島をいろんな場所から楽しもう
展望所には伊能忠敬と九十九島についての案内も

2021年に新たに見つかったとされる伊能忠敬の地図

北九州のゼンリンミュージアムでその副本の公開も

あらためて伊能忠敬の成し得たことに驚きを覚える

2022年公開の大河への道。とても楽しそうな映画だ

そろそろお昼時。蕎麦にひかれるも完売の様子
動植物園にも興味があるが、今回は時間の都合であきらめよう
そして九十九島動植物園の奥の道をのぼっていく
生い茂る木々の隙間から差し込む光
その先には石岳展望台がある


そして今回の旅で巡る最後の展望所へ。それにしても、
九十九島に伊能忠敬のことが書かれているとは思いも
せず、伊能忠敬が全国を歩いたことを改めて実感した。
1811年から1814年の間に九州地方を測量したとされ、

 七十に近き春にぞあひの浦  九十九島をいきの松原 

という歌は相浦を訪れた時に残されたものとのこと。
70歳近くにもなる春まで、よくぞ生きてこれたと相浦
にかけ、さらなる長寿を九十九島の松に願ったという。

55歳で始めた日本の測量と地図の作成。73歳でその
生涯を閉じるまで全国を歩き続けたという強い情熱
に改めて感動する。そして熱意があれば、何かを成し
遂げられるものだと勇気づけられる。このノートを
続けながら、何か形にできるものを探していこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?