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京都の街の変わりゆくものと変わらぬものに

京都の街を歩いてめぐれば、様々なものが見えてくる。
街には変わりゆくもの、変わらぬもの、変わらぬように
見えて進化するもの。歴史が重んじられている街には、
新しさも求められ、街にはその答えが散りばめられる。

三条大橋を後にして、道の途中のホテルも眺めつつ
和風の要素が取り入れたデザインで
低層部の横のラインとは対照的に上部は縦のラインへ
ホテルの名前はCROSS HOTEL京都。入り口はさりげなく
建物全体は様々な要素を交差させるようなデザインで

内部の雰囲気やデザインも動画にて

また道の途中のホテルに目を留めつつ
入り口には後藤象二郎寓居跡とギャラリーの案内も
大政奉還の立役者でもあった後藤象二郎。歴史の断片も
たどりながら旅の風景を楽しんで

このホテルの名前はHOTEL RESOL KYOTO

次はHOTEL VISTA。京都には多くのホテルが建つ
少し進むと、打ち放しコンクリートに木框のガラス戸で
楽しげなデザインが散りばめられたお店は
ジンズ京都寺町通り店。いつか眼鏡を買うときに

設計は中村竜治氏。山野英之氏によるグラフィティ
アートのような壁面へのデザインも気になる所

いろいろと建物のファサードをたどりつつ
そのデザインにも触れながら、石の素材や
レンガタイルなどの素材感も様々で
建ち並ぶ店舗も外観だけでも楽しんで
その向かいには特徴的な建物
内部空間も近代建築の雰囲気を活かしてデザインされて
ここは魅力的なお店が入る建物
窓の格子のデザインや
サインのデザインにもひかれる

1928ビルは河井寛次郎とのつながりもあり

1928とは建物が建てられた年のこと。それは武田五一
によって元は大阪毎日新聞社の京都支局ビルとして
そして今は商業施設として使い続けられている

新たな店舗は建物にエネルギーを与えていく

街歩きは通りの名も確かめながら
道沿いには1920年創業の老舗の旅館
炭屋の内部空間へもいつか訪れてみたい
通りに建つ様々なお店のデザインをたどり
通り沿いのCOLUMBIA KYOTO STOREは
町屋を生まれ変わらせて新たな空間に
のれんや壁へのロゴデザインもよい感じ
古き良きものは受け継がれて洗練されて

空間は過去から現在へ。そして未来へ

様々な人の思いを取り込みながら

街に散りばめられた店舗や宿泊施設は
京都という街を構成していく

要庵西富家。老舗の旅館にもいつの日か

街に散りばめられたデザインをたどる。形や色合い、素材などのこだわりを感じつつ、その変化していく
街を楽しんで。新たなデザインとの出会いを求めて、
京都の街にはつきることない楽しさがあふれている。

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