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京都を南北に流れる川の風景へ

高瀬川沿いの小学校を後にして

また先斗町通りへと戻り、もうしばらく北へと向かう。
通りに面したお店の構えを楽しみつつ、ほどなく通りも突き当たりに。その右手の特徴のあるタイル貼りの建物を越えれば、京都ならでは川の風景が広がって。


八十八は焼き鳥屋さん。その日は先斗町通りの
店の構えや雰囲気を楽しむ程度にして
お茶屋の歴史にもふれながら
通りには旅館三福も
70年の歴史を持つ鴨川を望む宿は

日本百名宿でも紹介されて

通りもしばらくすれば突き当たり
通りの右手には特徴的なタイルで
上下で異なるデザインの
先斗町歌舞練場を横目に進む

1927年に建てられた建物で、もうすぐ100年に

その先に建つ黒い縦格子が特徴的な商業施設
近くから見上げるとより印象的に
そしてビルの先に広がる川の風景
一級河川の鴨川にかかるのは三条大橋で
その橋は歴史の舞台となり
弥次さんと喜多さんの旅の終着点で

三条大橋は東海道五十三次の終点でもある

その橋の上に広がる鴨川の風景へ
傷のついた擬宝珠はどれだろう
そして印象的な京都の風景は過去から未来へと

令和6年1月に補修と修景が完了して

改修の歴史にもふれてみる
旧三条大橋には歴史の遺産もあり
また擬宝珠の先の風景を眺めつつ
その隣に立つ石柱を確かめて

京都を北から南へと流れる鴨川にかかる三条大橋の上
に立つ。幅の広い川。遠くの山並み。高さを抑えた建物。
広がる空。橋の上からの風景に、京都を訪れたことを
実感し、その歴史の舞台となった場所に思いもはせて。


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