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次は御室の地に建つ寺院へと

京都を自転車でめぐる日帰りの旅。道の途中の建物や
寺院をたどり、妙心寺に広がる様々な風景を楽しんだ
後は、さらに北を目指す。京都の街には寺院の風景
があふれている。次にやってきたのは、御室の地に
888年(仁和4年)に創建された仁和寺。真言宗御室派 
の総本山で、1994年には世界遺産に登録されている。

道路に面してそびえ建つ二王門
初めて、御室の地に建つ仁和寺を訪れた
仁王門に設置される金剛力士像
左右に建つ像を見比べつつ
迫力のある造形に圧倒される
その裏には狛犬も。木彫りの質感にもひかれる

動画でも仁和寺を振り返る

門の先に広がる仁和寺の境内。まずは遠くに見える中門へ
南禅寺三門、知恩院三門とともに京都三大門の一つという
立派な二王門を見返しつつ
いつものように全景で道順を確かめて
寺院に広がる風景や意匠をたどる。勅使門に施された
華美で細かな欄間の装飾や
扉に施された文様や格子に目を止める
二王門と勅使門を振り返りつつ
修理中であった中門をくぐり
右手にそびえる五重塔は後ほどにして
左側からめぐる。観音堂を通り過ぎると
蔵が改装されてカフェに。今日の所はおあずけに
観音堂を振り返り、境内の全体像を体感するため先へとすすむ

動画で非公開の内部の様子も楽しんで

12月に桜。秋から冬にかけて咲く品種もあるようだ
仁和の時代から令和へと。建物は生まれ代わりつつ
御室の地にて時を刻む
サザンカ咲く境内を進めば
未知なるものも目に映る
御影堂は1624年からの寛永年間に建て替えられたもの
それでも400年の歴史がある。日本建築を彩る装飾や
装飾につながるカリンの実

動画を見れば仁和寺をさらに楽しめる

朱色に彩られた鐘楼を見上げ
仁和寺の伽藍をめぐり金堂へ。現存する最古の紫宸殿として
国宝に指定されている。紫宸殿とは御所の中心的建築のこと

跳ね上げられる蔀戸は、藤森氏にも注目されて

あらためて動画で歴史にふれて

その奥のお経を収蔵する経蔵には
色鮮やかな緑の格子の火灯窓
緑色が意味するところも気になりつつ
全体から部分へと視線を移し
また全体を。いろんな角度で寺院を眺め

内部の様子がわかる貴重な動画も

広大な境内を体で感じる
そろそろ入口へと引き返す途中には
最初に目にした五重塔がそびえ立つ
斗栱が生み出す複雑な意匠から
五重塔の迫力にも圧倒されつつ
学びを重ねて。写真をとっておけば、後でQRコードの参照も

動画でも楽しむ仁和寺。秋の季節も魅力的

金堂を見返して、境内の広がりを感じつつ入口へと戻る

初めての仁和寺。まだまだ続く京都への旅

京都に広がる風景を少しずつめぐっていこう



御室の地に初めて訪れた。道中にはオムロン株式会社
の創業の地の記念碑。なじみの響きが地名につながる。
御室とは元来、仁和寺をさす言葉であったが、いつ
しか付近一帯の地名となったという。その御室文化の
中心として、その歴史を今に伝える仁和寺。4月中旬に
は満開となる御室桜。華やかになる境内の様子を思い
浮かべつつ、広大な境内をぐるりとめぐり楽しんだ。


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