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そしてきぬかけの路でつながる世界遺産へ

きぬかけの路に面した美術館にも寄り道しつつ

仁和寺と龍安寺と世界文化遺産をたどって

西京極から始まった旅も終わりへと。なんとか今回の
目的地までやってきた。京都に点在する17カ所の世界
文化遺産の内、きぬかけの路によって仁和寺、龍安寺、
そして次に訪れた金閣寺の3カ所がつながっている。

1397年に室町幕府第3代将軍である足利義満により、
京都北山の地に舎利殿を中心とする山荘が造られた。
それは後に鹿苑寺、通称を金閣寺と呼ばれるように。
極楽浄土をこの世に表したされる金閣や庭園。武家と
公家文化が融合したという北山文化の一端にふれる。

境内に広がる緑を眺めながら
太陽の光に包まれる参道を進み
庫裏の屋根の上には越屋根も
庫裏の壁面の他の寺院との違いも振り返る
受付をすませて参道を進めば、舎利殿の金閣が姿を現す
鏡湖池に浮かぶように建つ姿が美しい
色づく太陽の光に照らされる風景も楽しみながら
参道に面した方丈も。その先には入口で見た庫裏の屋根
方丈の歴史についても学びつつも
金閣寺といえば、やはり舎利殿金閣の佇む風景を
3階建ての楼閣建築で、初層には屋根がなく二重三階の形式
金閣と光輝く風景を楽しみつつ
北面からも建物を。初層は寝殿造り、二層部分は武家造りで
上部の三層は唐様の禅宗仏殿造であるという
屋上に建つ鳳凰像。その先には浮かぶ月を確かめつつ
鏡湖池に浮かぶ金閣の建物と風景を楽しんだ
参道を進み、もう一つの池に建つ彫刻を眺めつつ
衣笠山に日は落ちて
五本の筋の築地塀に囲まれた境内をめぐり
金閣寺を後にする

金閣寺が佇む風景を動画でも

鏡湖池に映り込む黄金の寺院。水面はさざなみ立って、
その姿をにじませる。多くの外国人観光客に混じり、
池に浮かぶように建つ金閣寺をめぐる。1950年に焼失
した金閣寺は1955年に再建され、創建当時の姿へと
生まれ変わった。1397年から約550年の失われた時。


再建されてから70年近くとなる金閣寺は、失った時間
を再び刻み続ける。歴史を遡って再現された建物の
豪華で華美なその姿に、北山文化への思いをはせる。
京都の街をめぐり、街に流れる歴史や時間を楽しんで。

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