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最後に平戸の街に復元された商館へ

平戸にて5つの教会をめぐってきた。それぞれに個性
のある形や色合い、そして内部空間も様々であった。
1550年、日本で最初にポルトガル船が入港し、西洋の
文化がもたらされたという和と洋が入り交じる平戸。
時間のある限り、旅の最後に平戸の街を覗いていこう。


平戸ザビエル記念教会から平戸の街はすぐ近く
昔ながら町家が残された通りを進む
to be HIRADOは古民家をリノベーションしたゲストハウス
街並みや港の風景を楽しみながら
対岸には平戸城。その向うには平戸大橋
しばらく進むと復元された商館に到着する
赤、白、青の三色旗。赤はもとはオレンジ色だったという
ここは2011年に開館した平戸オランダ商館
歴史資料館となっていて、入り口は階段横の奥にある
遊び心のあるピクトサインも
あまり時間がないので内部の見学はまたいつか
建物にVOC1639のロゴ。VOCはオランダ東インド会社のこと
窓のデザインも楽しみながら
妻面へ。これも家型のひとつだ

家型をみつけては、その色や形の違いを楽しんでいる

外壁に取り付けられた装飾が特徴的。建物の奥に見えるのは
平戸オランダ商館のキャラクター、オランダかぴたんず
振り返れば建物の前に海が広がる。ここは当時の貿易の拠点地
名残りおしいけど、そろそろ平戸オランダ商館を後にしよう

復元された平戸オランダ商館。また内部もじっくりと

こちらも平戸オランダ商館の紹介動画


平戸オランダ商館は、オランダ東インド会社が1609年
に設立した拠点で、1641年に幕府の命令により長崎の
出島に移されるまでの33年間、貿易により様々な富や
文化をもたらしたという。キリスト教もそのひとつ。

そして400年近い時を超え、2011年に当時の資料から
復元された平戸オランダ商館がオープンした。中には
当時の貿易に関する史料や貿易品が展示されているが
電車の時間も迫っているので、外観とホールを見学し、
平戸の旅の最終地点となるたびら平戸口駅へ向かう。

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