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昔も今も長崎は海の玄関口

ナガサキピースミュージアムの横のアプローチの先に
見える出入口は長崎港松が枝国際ターミナルのもの。
大型国際クルーズ船の対応ができる港として2010年
にオープンした。軍艦島へと向かったフェリーからも
地面と一体となる丘のような姿を望むことができた。
長崎は、昔も今も海の玄関口の役割をはたしている。
世界へとつながる長崎の港の風景と建物を楽しもう。

西海への旅で佐世保にある国際ターミナルにも訪れた

長崎は昔も今も世界につながる海の玄関口

ナガサキピースミュージアムを後にして
すぐ横の並木のアプローチの先の建物へ
海が見通せるこの建物は長崎港松が枝国際ターミナル
長崎港と一体となるパノラマ状に広がる空間は
大型国際客船を受け入れるために1000㎡もあるという
地面から持ち上げられたスラブと林立する柱の不思議な空間
建物内には大型客船の模型の展示も

今年に入って、ようやく大型客船の就航が再開された

楽しげなピクトサインにも目を止めつつ
トップライトでも外部とつながる建物をめぐる
北側の出入り口から一旦外へ出て
地面と一体となった建物を眺めつつ
緑に覆われた建物の屋根の上へ
地面と一体となる建物の上にひろがる長崎港の風景
柱の上はトップライトとなり内部に光を取り込んでいる
長崎港ターミナルから長崎県美術館とたどってきた
行き交う船と対岸に連なる工場の風景
また地面とつながる建物の屋根を下り
光輝く海の風景と
長崎港に広がる景色を楽しんだ

いつか国際クルーズ船の旅もしてみたい

ターミナルの空間は持ち上げられたスラブによって作られる
屋根の上にはエレベーターでもつながって
そしてまた丘のような建物を上っては下る

デザインしたのはNKS2 architects

有田の旅でも風景を取り込むデザインと出会った

そろそろ松が枝国際ターミナルを後にしよう

アプローチのドアの向こうに見える海。その青く光る
風景に導かれてターミナルへと向かう。内部に入ると
コンクリートのスラブと林立する柱によって、長崎港
と一体となったパノラマ状の空間が現れる。その地面
から隆起したような建物は緑に覆われ、丘となり風景
と一体となっている。丘の上からは気持ちのよい長崎
港の風景が一面に広がる。建物の内部から外部へと、
風景に溶けこんだ建物が作る空間と景色を楽しんだ。

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