京都の旅を続けている。これから時を重ね始めるもの
と時が積層されたもの。時代ごとに建てられた建物は、
京都の風景を形作る。今回は、まだ見ぬ風景を目指し
小さな自転車で、JR山科駅から南へ寺院をたどる旅。
奈良では名和晃平氏の鹿に。旅先のアートも楽しもう
そして、旅の風景を振り返るのも楽しみのひとつに
①JR山科駅
京都の旅を少しずつ広げながら
②マールブランシュ ロマンの森
まずは気になっていたロマンの森へ
③勧修寺
あとは南へ下り寺院をめぐる旅に
④隨心院
山科の地にゆかりのある歌人といえば
⑤醍醐寺 三法院
そして山科の南の醍醐には
⑥醍醐寺 五重塔 金堂
三法院を後にして、境内を進めば
⑦法界寺
山科からの寺院をたどる旅はさらに南へ
⑧萬福寺
旅の最後は伏見を越えて宇治市に建つ
あらためて自転車の旅の行程を振り返る。やはり歩き
の旅にはない、風景の変化やつながりがある。初めて
山科駅に降り立ち、様々な魅力を持った寺院をめぐる。
そこに流れる物語にもふれながら、歴史を知るほどに、
その経験は、また新たな旅の風景へとつながっていく。