見出し画像

背振山地の麓を目指して

稲も黄金に色づく季節に、背振山地の麓を目指す

今回の旅の目的は、佐賀で3年ぶりの開催のバルーン
フェスタを楽しむこと。そして、もう一つの目的地は、
ここ背振山地の麓にある。佐賀と聞いて思い浮かべる
ものは、いろいろあるがやはり日本酒。2021年6月に
佐賀県の清酒が地理的表示(GI)に指定されている。
ここ佐賀平野でつくられる良質なお米と、背振山地の
伏流水の恵みにて、日本酒づくりが盛んな場所である。

山と海と空、神社に日本酒。佐賀県にある七色の景色。

この道を進めば、その酒造が見えてくるはず
岩の蔵、天山、七田。目指す天山酒造が見えてきた
目の前を流れる祇園川。背後に天山。豊かな自然に囲まれた所
連続する屋根が美しい。和洋折衷の楽しいデザイン
天山の文字が描かれた煙突。日本酒のランドマークだ
名水と蛍の里に銘酒は醸される
和風の建物に洋風の建具などのデザイン。自由な気風だ
日本酒といえば酒林も欠かせない
OPEN。よかった。いつも事前の下調べがなさすぎる
中にはギャラリースペース。奥には酒造場が見える
天山酒造のお酒の銘柄には、岩の蔵、天山、七田がある
古い蔵が改装されてギャラリーに。わくわくする空間だ
七色のラベルの七田。天山酒造ではよりどりみどり
次はどの色のラベルにしようかな
純米吟醸 山田錦50%は金色のラベルだ
日本酒のギャラリーとは思えない彩りがある
奥にからくりアート。ハンドルで玉を持ち上げ転がして遊ぶ
イベントスペースも併設されていた

豊かな自然の恵みを受けて醸される天山酒造の日本酒

天山酒造で買いそびれた日本酒。住吉酒販にて純米吟醸を購入
こちらも、以前に住吉酒販で購入した七田 純米

先月11月20日、天山酒造で初しぼりが行われた。


明治8年(1875年)に創業の天山酒造は背後にそびえる
天山から湧き出る名水の恵みを受け、今に至る。酒造の
前を流れる祇園川では、春には桜が咲き、夏に源氏蛍が
舞うという。秋には田は黄金色に、畦道は彼岸花で赤く
染まる。豊かな自然に囲まれた地で、杜氏の技と情熱に
より、美味しい七色の日本酒が生み出されている。次は
何色のお酒を選ぼうかと、思いふけるのもまた楽しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?