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ふたたび自転車で日帰り旅を楽しもう

九州で日帰りの旅を楽しんでいる。博多から自転車を
電車にのせて、目的地の駅で自転車を広げる。今年の
2月の怪我から、歩きの旅を続けていたが、自転車に
乗れるまでに回復し、4月下旬に久しぶりの自転車旅。

自転車での走行距離は30〜60km程度になるが、目的
はあくまでも風景や建物。走る距離が長すぎると風景
を楽しむ余裕もなく、帰りの電車にすべりこむことに。

目的地を西へ、東へ、南へと少しずつ遠くに設定して、
日帰りで楽しめる範囲で、九州の景色を見てまわる。
いつものように始発の電車で、今回は西へと向かう旅。


車窓から朝日を眺めながら電車に揺られ
田園と山並みの風景の中を電車は進む
今度の旅は、有田駅を通り越してまだ西へ
いつものJRの電車に乗って目的の駅に到着
ここは軍港として栄えた街でもある
JR佐世保駅。今回は自転車で佐世保をめぐる旅
自転車に乗り、駅から北へしばらく進むと教会が見えてくる
小高い場所にに建つゴシック様式のカトリック三浦町教会
自転車を降りて、階段を上っていく
教会とキリスト像と青い空
空に向かって伸びる尖塔が特徴的
敷地内にはマリア像も
晴れ渡る空。今日も良い天気に恵まれた
反対側からの外観。道路の高低差があることがよくわかる
窓のの形に合わせた外壁の装飾がかわいらしい
その時はミサの準備中。内部の見学はできないとのこで
ステンドグラスの窓のガラスは
鮮やかに色づけられている
せめて窓の外から内部の雰囲気を味わった
また階段を降りて、教会を後にする


当初、軍港の設置された佐世保にカトリック信徒の
ため1899年に佐世保教会という名称で設立、その後、
1931年に現在の三浦町教会が完成した。教会は太平洋
戦時下には、異教として軍部の圧迫を受け、空襲の目標
になりにくい様に黒く塗られ、戦火から免れたという。

長崎はキリスト教との深く、起伏に富んだ歴史がある。
島原への旅では、1637年に起きた島原・天草一揆が
起きた場所や背景について知ることができた。1550年
フランシスコ・ザビエルにより、長崎県平戸で布教が
始められて以来、禁教、弾圧、潜伏の歴史。長崎への旅は
始まったばかり。キリスト教の歴史にもふれていこう。

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