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コンセプトは文化に囲まれ、毎日、好奇心の扉を開く場として

奈良県コンベンションセンターは天平広場をはさんで

観光振興施設のスペースを持つ。そこにはホールや
蔦屋書店を中心としたショップ、カフェ、ギャラリー
のスペースが広がる。もう一度、校倉造りのデザイン
で統一された外観を眺めつつ、内部空間も楽しんで。


蔦屋書店といえばスターバックス。もう一度、外観に
施されたデザインもたどりながら
次は蔦屋書店を中心とした観光振興施設のスペースへ
床に落ちる光は、天平広場の大屋根の開口部から
スリット階段のデザインも見上げつつ、2階の入口へ
外壁と天井のデザインが折り重なって
最初に渡ってきたデッキのデザインも振り返り
2階から1000㎡もある天平広場を見渡して
デッキの先には蔦屋書店と天平ホールへの入口
外壁の校倉造りのイメージの断面も楽しんで

天平ホールのシートの張り地は天平文様をモチーフに

店内ではアート作品の写真撮影も可能に
和紙で作られた丸い形のアートは浜田兄弟和紙により

和紙の主原料の楮を水のみで結合させたもの

すぐに横にはカラフルな木の彫刻の象やヤギや
クジラなどのアレブリヘというメキシカンフォークアート

その時のギャラリーではハンモックの展示も

蔦屋書店は下階へつながって、1Fには緑のスペースも

そら植物園により手掛けられた台の上の小さな庭園


カフェの白い壁に描かれるランダムな線の形は
奈良晒を研究している吉田真一郎氏による作品

以前にHOSOO GALLERYで白についての展示も

今度はギャラリーにも立ち寄ってみよう


他にもアートが展示された店内。こちらは「ことばの蔦」という
万葉集をモチーフにされた作品で、どこかに蔦の文字も
菅野大門氏による蔦屋にぴったりのアート作品

魅力的なデザインはどこにいても輝いて

触れてみたいと感じさせるプロダクトたち


そして最後のアートは「Trans Sacred Deer(g/p_cloud)」
名和晃平氏によって、神鹿が雲に乗って
春日の地に飛来する様子が表現されて

製作は若林佛具製作所。京仏具の
木彫、漆塗、箔押の技術が用いられて

春日神鹿舎利厨子”の神鹿をモチーフとした作品は光り輝き
奈良の蔦屋書店に鎮座している

奈良の地では鹿との出会いを楽しんで

中川政七商店の創業300周年事業の際にも
名和晃平氏により鹿の作品が手掛けられて


蔦屋書店のアートをめぐる。次に訪れる時はゆっくりと書籍も
隣の建物との間の通路。どちらも水平ラインが強調されて
また天平広場に戻り、次はその隣の建物へ

いざいざ奈良にて、楽しい蔦屋書店をふりかえり

関西電力のWITH YOUにてスターバックスの紹介も

2020年のオープン時の動画の様子も楽しんで


2020年に奈良の中心にできた蔦屋書店。蔦屋書店の
特徴でもあるBook&Cafeスタイルで、店内には奈良
県内最大級という約17万冊の本が並ぶという。「食」
「暮らし」「旅」などの専門知識を持つコンシェルジュ
を配置がされているともいい、書架に包まれた空間が
心地よい。「文化に囲まれ、毎日、好奇心の扉を開く場」
を持つ蔦屋書店。またいつかの旅の途中に立ち寄ろう。


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