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光に包まれた空間を通って展示室へ

長崎原爆資料館に到着した。エントランスを抜けると
光に包まれた空間が広がる。スロープは展示室へ誘う。
広島と長崎の地には、特別な感情を持たざるをえない。
それが80年程前のことだとしても。その事実を少し
しか知りえていないが、知っておかなくてはと思う。


入り口でいったん立ち止まり
建物の内部へ。エントランスホールを抜けて
壁の向こうの印象的な空間には
展示室へと向かうスロープが設けられている
さまざま形をした開口部が
その空間には散りばめられている
祈りが込められた折り鶴の横を通り
開口部が指し示す意味を考えながら進む
時代をどんどん遡り
スロープは展示室へと続いてく
1945年。ここが展示室への入り口
壁面の折り鶴は一枚の紙から作られた連鶴
大きなトップライトにより空間は光で満たされる
床の三角は8月の星座のしし座を示す
展示室の中へ。長崎で起きたことを知りに
流れていた日常の時間と風景は
その一瞬を境に途切れた
被災した浦上天主堂が実物大で復元されている

長崎の街を一変させた強烈な爆弾は

ファットマンという名の原子爆弾

小倉から目標をかえて長崎の上空へ

展示室をぬけてまたスロープを上る
被災した浦上天主堂の姿
ピースカフェで小休止。外国の方も多く訪れていた
外に出て建物を眺めつつ
またスロープを上って
その先にある展望台には
2023年と1945年の長崎の姿がある
1945年に長崎で起きたことに思いを馳せつつ建物を後にする


スロープを降りながら天井を見上げる。その空間には
光が満ちている。壁にはさまざまな形をした開口部。
一瞬で遮断された日常。本当はあるべきだった未来。
なぜと思わざるをえない。その事実の全貌は理解しき
れないかもしれないが、少しでも受け止めておきたい。

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