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生まれ変わった大名小学校の跡地の風景

福岡大名ガーデンシティを訪れた。外観デザインから
内部空間、回遊できる動線。内から外から建物を見ては
楽しんでいる。このプロジェクトの名は旧大名小学校
跡地活用事業。小学校の建物を活用した官民共働型の
スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」や
小学校の校庭を市民の憩いの広場として計画し、大名
小学校の跡地を新しい空間に生まれ変わらせている。

建物の低層部にはビオスクエアという商業施設
西日本や九州初出店のお店も多数あるという
ドアのデザインを見るのも楽しみの一つ
大名小学校の土が混ぜられたビオスクエアの床と壁
土で作られたディスプレイの壁面も

ニュースでも取り上げられていた大名ガーデンシティ

建物の下をくぐった先には憩いの広場
分節、スリット、セットバックのデザインの建物を見上げる
空を映すセットバックしたカーテンウォールなど
いろんな角度から建物の外観を楽しもう
小学校の校庭は市民の憩いの広場へ
小学校の建物が残されて懐かしさと新しさの混じり合う場所

既存の建物や空間を活用した福岡大名ガーデンシティ

広場にはステージや展示スペースも
水と緑のあふれる広場の一角には
大名の大狛犬という名のオブジェ

こちらは中村弘峰氏のアート作品で

中村弘峰氏の作品の動画。音も映像もかっこいい

博多人形を通して新しい形を模索されている


大狛犬は子どもたちの遊び場に
階段を上った先には本田まさはる氏のアート作品

壁面へのペインティング作品などを手掛けられている


広場は旧大名小学校の建物と一体となっていて
広場から建物内部へもアクセスできる
この建物は校舎を活用したスタートアップ支援施設
「FUKUOKA growth next」
小学校の雰囲気が残されていて
階段の手すりには味のあるデザインの格子も
そのままの外観で残されている建物には
スタートアップの制度を活用した企業の数々
アルファベットのサインも。いつかA〜Zまでそろうかな

昔ながらの建物で新しいものが生み出されていく

2014年に閉校した大名小学校。その建物は解体される
ことなく活用されている。また、校庭は市民の集う憩い
の広場へと形を変えた。その広場に面して建つ斬新な
デザインの複合ビル。古い建物を残しつつ、新しい建物
と融合させることで、お互いの建物は引き立てられ、
際立ち、変化に富んだ豊かな空間が生み出されている。

福岡大名ガーデンシティを隅々まで歩き回って満喫
した。まだ時間はお昼過ぎ。福岡の街歩きを続けよう。


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