旅するように本を読もう

ブックスキューブリック

博多にある本屋さんである。写真は箱崎店で、
天神のけやき通りには本店がある。書籍だけでなく、
絵本や雑貨やアートなどのこだわりのある
セレクションに心が浮き立つ。興味深い書籍が多く、
雑貨もどれも雰囲気がよく手にとってみたくなる。

2001年にオープンしたその店名は、
「2001年宇宙の旅」より着想を得たとのこと。
その名前には、本を読むことは自己の世界を
拡げる旅であり、本屋はその旅の入り口となる
ような場所であるとの想いが込められている。

「誰かの想いを大切に届けるという使命がある」
とホームページに記載されている。
ここには、丁寧に選び抜かれたモノやコトがあり、
込められた想いは人から人へと伝わっていく。

手頃な価格の雑貨があったので購入した。
イラストレーター福田利之氏による
布プロダクトのブランドTENPの　
福島の刺子織のコースターである。

伝統的な刺し子織りの現代的な図案に惹かれる。
幾何学的で、変則的かつ繊細で緻密な図柄は、
小さいけれども、見入ってしまう存在感がある。


２Fのカフェ＆ギャラリースペースでは、書籍の
著者のトークイベントも、過去に開催されていた。
また再開の折には、併設のパン屋さんで焼き上げ
られるパンと共に、食欲と活字欲を満たしにいこう。