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京都の街をめぐり東へ北へ

旅先では美術館を楽しんで

京都市京セラ美術館を後にする

京都を小さな自転車でめぐる日帰り旅。専用のバッグ
にいれて持ち運ぶ小さな折りたたみの自転車。阪急の
大宮駅から出発し、街並みを感じ京都の街をゆっくり
走る。気になるものには、自転車を降りて歩いてみる。


美術館のすぐ側の京都市動物園も2015年にリニューアル
子供が小さな頃に訪れた風景も様変わり
コンクリートにタイルにルーバーと建物も楽しんで
デザインされたエントランスホール
図書館カフェというスペースも
山並みに連なる気持ちのよい風景が広がっている
赤い矢印の方から動物園を見渡して

新しくなっていた動物園。また動物にも会いにこよう

水路の向こうの動物園を眺めながら
仁王門通りに面した竹林のアプローチは
ふふ京都。日本各地に展開されるふふブランド

2021年に開業したふふ京都

内部は塀に囲まれて。まずはランチの利用から

スモールラグジュアリーを目指すふふブランド

また風景を楽しみながら水路沿いを引き返し
岡崎通りを北へ上り、動物園の向かいにある
2021年に開廊したMtK Contemporary Artへ
ギャラリーのディレクターの現代美術作家の鬼頭健吾氏は

京都市京セラ美術館にてリニューアルオープン後、
初の展覧会として個展「Full Lightness」の開催も

ここは京都のアートシーンの活性化を目的に作られた場所
その時は「絶滅の先のハナシ」というグループ展が開催中条

人類が絶滅した後の風景が表現されて

人間と植物が入り混じり、取り残される楽器
家型にも見えてくる空間は名和晃平氏によって

第1回企画展は鬼頭健吾+大庭大介+名和晃平による

MEETS YOUR ARTでその様子も

隣にはギャラリーと一体で作られたカフェの
.s(ドットエス)。日本初となるスマート販売店も併設される

スマートフォーツーはよりコンパクトな乗用車

今日の所はカフェも外から眺めるだけに

今度はカフェも含めてゆっくり訪れよう

岡崎エリアを後にして。道行く途中にある
気になるデザインをたどりつつ、北へと向かう
少し進めば京都大学の施設が点在するエリアに
白い壁にオレンジの屋根の入口の建物は

1925年に建設の学友会館。2010年に改装されている

学友会館を過ぎ、北へ北へとピッチを上げて
たどり着いた重森三玲庭園美術館の見学は終了に

いずれにしても予約がいるようなので、また今度

街に散りばめられたいろんな建物やデザインをたどり
京都大学の北側には進々堂。ヨーロッパの雰囲気が漂う外観で
フランス語でようこそ。日本人として初めてパリへ
パンの留学をしたという続木斉が開業した進々堂
この建物は1930年にパリで見たカフェを参考に建てられた

進々堂の歴史は1913年まで遡る。創業110年の歴史

すぐ側には百万遍知恩寺。ちょうど古本まつりが開かれていて
引き寄せられるように内部へと
アート系の書籍をちらりとのぞいて
また自転車にまたがって先へと進む。鴨川を渡ってすぐにある
北村美術館。レンガの赤とスチールの黒と植栽の緑の組合せ
こちらにも間に合わず。でも細やかな手摺や見せる階段
建物の出隅の納まりやさりげないサインを楽しんで

ここは戦後の京都の建築を手掛けた冨家宏泰によって

隣には四君子苑。またここにも計画を立てて訪れよう

四君子苑には吉田五十八の近代数寄屋建築も

暗くなる前にピッチを上げて。でも聞き覚えのある場所には
つい自転車を下りて案内看板に目を止める
せっかくなので下見をかねて
四方を見渡せる望楼を。京都に散りばめられた様々なデザイン

こちらもぜひ、時間をとって訪れよう

と思いながら木々の中を進んでいくと
通りに面した雰囲気のよい建物
J.GRAN THE HONOR 下鴨糺の森は

2018年のグッドデザイン賞にも選ばれている

世界遺産の地に建つ集合住宅

という感じでめぐった京都の街

京都の街を自転車で走る。大宮駅を出発し、四条通りを
東へ。東洞院通りから姉小路通りへと通りを伝いつつ、
京都の街をめぐり東へ北へ。美術館も楽しんで、さらに
北へと上る。そしてなんとか目的地までたどり着いた。
一日の終わりに神社にお参りをし、旅を締めくくろう。

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