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旅の楽しみのひとつは、日常を離れて旅先の風景を 眺めること。中でも、移りゆく空の様子に惹かれる。 空模様により、風景の見え方も大きく異なる。雲の間 から太陽の光が差し込んだり、空一面を雲が覆ったり、 雲が刻一刻と姿を変えることもある。自転車での旅 では時おり空を見上げて、その風景を楽しんでいる。 今回の日経新聞の文化面の特集は、空を見上げて十選。 壱岐の旅で見上げた空を思い描きつつ楽しんでいる。 現在八選までで明日に完結する。残る二つも楽しみだ。 (1) コンスタブル「雲
壱岐島の旅を楽しんだ。今回は神社を巡る旅でもある。 それぞれの神社に鎮座している狛犬たち。邪気を払い 神前を守護する狛犬の表情も様々だ。正確には、右側が 獅子、左側が狛犬とされているという。また一般的に 向かって右に阿(あ)形、左に吽(うん)形が構えている。 また阿吽には、万有の始源と究極とを象徴する意味も あるという。それを知ると狛犬の見方も変わってくる。
壱岐を旅した。そこにある自然、建物、風景の中に身を 委ね非日常の空間、日常の風景を思う存分に楽しんだ。 フェリーに乗り博多港に着き、また日常へ戻っていく。 おりたたんだ自転車を広げ、夜の博多を家路へ向かう。 ふと、旅とは何かについて考えてみる。新明解国語辞典 の語釈は下記の分であるが、私にとっての旅とは何か。 大辞泉の「あなたの言葉を辞書に載せよう。2015」 という企画では、10個の旅の語釈が選定されている。 旅もいろんな捉え方がある。気になった3点を抜粋。 旅には行