「サロンのチカラ」069. 人が辞めない「教育」◉枠組み編◉
今回から6回に渡って教育をテーマにお話しを進めたいと思います。
初回の今回は「枠組み編」として、
教育を進めていく上で外せない枠組みを構造的に整理します。
その上で次回は「方針編」として、
枠組みに合わせた4つの教育方針についてお話しを進めます。
そして3回目からは、
各回に4つの教育方針の一つひとつを深掘りしていきます。
全体としては、
前半2回は、教育を全体的につかむ回。
後半4回は、教育を具体的に進める回という構造になっています。
それでは早速、初回の「枠組み編」に入りましょう!
結論からお伝えしますと
教育の枠組みは2つあります。
「スキル」と「マインド」
具体的に説明していきましょう。
「スキル」とは能力です。
美容師ですと、美容技術や接客技術、専門知識や数字、売上を上げる力などはスキルにあたります。
更にこのスキルは2つに分類することができます。
テクニカルスキル
ポータブルスキル
テクニカルスカルとは美容業界で通用するスキルです。
美容技術、専門知識といった美容業界だからこそいきる能力がテクニカルスキルです。又、勤めるサロン内での立ち回る術なども狭義でのテクニカルスキルといえます。
美容業界以外でも通用するものがポータブルスキルです。
接客技術、財務知識、パソコン、マーケティング、マネジメント更には相手の気持ちを汲み取る力や段取り良くこなすこともこれにあたります。
続いて教育の枠組みの2つ目、「マインド」についてです。
「マインド」とは心のありようです。
やる気を失わない熱意や努力を続けられる意志、とっさの際に出る心ぐせやその人の心根、更には壁に直面した際の考え方や捉え方などもマインドにあたります。
ここで、
教育を受ける側のスキルとマインドの状態を高い、低いに分類することができます。
スキルが高い(できる)
スキルが低い(できない)
マインドが高い(やる気がある)
マインドが低い(やる気がない)
そして、それぞれの組み合わせで4つに分類できます。
スキルもマインドも高い
スキルは高いがマインドは低い
スキルは低いがマインドは高い
スキルもマインドも低い
これら4つの分類が、そのまま教育方針となります。
教育方針の詳しい内容は次回にさせていただきますので是非お聴きください。
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