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「サロンのチカラ」073. 人が辞めない「教育」◉訓練編◉

教育を受ける側の4つの分類

スキルもマインドも高い人
スキルは高いがマインドは低い人
スキルは低いがマインドは高い人
スキルもマインドも低い人

これに沿って変わる教育方針について、
それぞれの項目を深掘りしている今回は
『訓練(トレーニング)』です。

『訓練(トレーニング)』は、
スキルは低いがマインドは高い人に向けた方針です。


やる気を失わない熱意や努力、それを続けられる意志、
そのマインドが高いにも関わらず、残念ながらスキルが低い。

その低いスキルを高めるには、
継続した訓練(トレーニング)が何より大切です。

出来ないことが出来るようになるには、
必ず一定時間を投入した訓練をしなければなりません。

一定時間という量を投入することによって、
質が上がる現象があります。
これを量質転換と言います。

何事もプロになるには最低1万時間の訓練が必要とされます。
これを1万時間の法則と言います。

音大を卒業することでプロになれる訳ではなく、
最低1万時間の訓練を積んだか?の方が重要。

ビートルズがデビュー早々に認められたのは、その実力からですが、
実はビートルズはデビューまでに既に1万時間以上のライブをこなしていたと言われています。

音大からプロになること、ビートルズの話しは全て量質転換の例です。


スキルを高める、
つまり出来ないことを出来るようにするには、愚直な努力が求められます。

今回の分類は、スキルは低いがマインドが高い人なので、
もともと熱意や努力、それを続けられる意志を持ち合わせていますから量質転換しやすい人と言えます。


では、教育方針として求められるのは何か?

それは、
正しい訓練を積むことです。

正しい訓練とは、
簡単にこなせる訓練ではなく、また難し過ぎる訓練でもないということです。

背伸びをすれば指先に触れるようなレベルの訓練を設定すること。


次に、
訓練の進み具合を的確に示しゴールを見せること。


最後に、
スキルが向上したら、しっかり認めてあげること。



繰り返しになりますが、
訓練の一定時間を投入することで質が上がる法則から、
正しい訓練レベルを設定すること
進み具合を示しゴールを見せること
スキルが向上したら認めてあげること

スキルは低いがマインドは高い人には、
3つの支援による訓練(トレーニング)を継続すること。
そして量質転換できる環境づくりが効果的です。


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