強さってそもそも何ですか?

さて強さとは何か。

皆さんはパッと思い浮かびますか?
例えば肉体的に強いや精神的に強いと言った表現はよくされますよね。

でも実際のところ、

強さの基準は一つではありません。

そもそも強さって言い方自体が曖昧な存在ですよね。
何を持って強いとするのかによって変わります。

もちろん、【競技の中】で強いことは
強さの一つの観点であることは間違いないです。

でもそれって格闘技や武道のジャンルだけでも

・キックボクシングが強い
・ムエタイが強い
・MMAが強い
・空手が強い
・剣道が強い
・柔道が強い
・柔術が強い
などなどたくさんありますね。
でもこれってあくまで各ジャンルの中の話です。

ここで一つ質問です。
各競技のチャンピオンクラスが金属バットやナイフを持って〇す気満々の武装した10人が家にやってきて命を狙われた各ジャンルの世界王者は1人で勝つ(生き残る)ことができるでしょうか?

答えはほとんどの格闘家はまず生き残れません。

その日で人生が終了します。
たとえマイクタイソンだとしてもです。

なぜなら格闘家が強いのはグローブをはめて3分×数ラウンドで1分のインターバル、そして一対一で反則行為も定められた中でルールに則って戦うからです。
どんなに頑張っても刃物や銃器に勝つことは出来ません。


つまり格闘家の強さは競技の中で強いということで

戦いに強い

ということではありません。

無論、格闘家という顔だけでなく対ナイフ、対銃器や爆発物の製造技術と知識を身に付け、尋常じゃない体力と知性を持ち得ながらセキュリティ対策も万全でホームアローンのようなトラップが仕掛けられた家に住み返り討ちにしたことで刑務所に入ることも厭わないアウト・オブ・ローな格闘家なら例外でしょう。
 
では話を戻して

戦いとは何か。


 
かなり偏ったことをいいますが私が思うに
戦いに強いとは究極的に

【どんな手段を使っても生命を奪う力を持っているか】

【どんな手段を使っても生命を奪われない力を持っている】

かどうかです。
 

どんな手段

=法律を犯してもつかまっても相手を〇る意志や権力を乱用し相手の生命財産尊厳を奪い取ること(失うものが何もない人間もです)

生命を奪う力

=毒殺、刺殺、銃殺、他殺もしくは自死を選ぶように仕向けること


つまり、状況によっては無敵の人も【戦いに強い人】に該当するでしょう。
だからこそ、非合法な手を使い〇しもやるヤクザや半グレ集団が恐れられるのも
こういった理由です。

逆も然りで、どんな手段を用いても生命財産尊厳を奪われない人間が闘いに強いということにもなります。
良い例はお金持ちもその一人です。

お金を利用し、最高峰の警備とボディガードを身に付け、時には身代わりになってくれることで自分の生命や財産尊厳を守ることが出来る人間はある意味、戦いに強い人間です。

気に入らない人がいればICPOに未加盟の国の人間にお金を払って消してもらい帰国してしまえば逃げ切ることだって可能だからです。
カルロスゴーンだって日本の法律を犯していても身柄引き渡し条約に未加盟の国に出国したから逮捕出来ないのもいい例です。
 
かなり極端な例を出しましたが、これらも強さのひとつです。

そのほかにもあらゆる権力を持っている人間も強い部類に入ると思います。
一流企業のトップや政治家なども同様でしょう。

さて、ここまでの話を聞いてどう思いましたか?

戦いとは何か?強さとは何かを考えだすと何が何だかわからなくなりませんか?
当たり前ですが、強さって一言で言えるほど簡単なことではありません。

先ほどは戦いに強い人間の例をあげてみました。

あれは強さの中の一つである【戦い】という分野においてです。 
 つまり強さとは〇〇の部分によって変わってきます。

〇〇の強さです

これほど奥が深く答えが明確ではないテーマはないでしょう。

さて、そうした強さについて書いていく上で、全方位をカバーすることはできません。

しかし、私のnoteでは自分自身の経験を踏まえて

戦いの強さ

に特化して書いていきたいと思います。

次のnoteではとある某プロ選手とのエピソードによって
強さとは何かを考える良い例がありますので

書いてみたいと思います。

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