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チームワークマネジメントの時代:チームや部門の壁を越えて協働する組織作り

どうも。ヌーラボの原田(@yasuhirox)です。

さてさて、これまでは、既存の業務を続けながら新しい価値を生み出そうとしてきましたが、部署ごとに分かれて効率化を図るやり方では、大きな成果を上げるのが難しいという問題がありました。

この問題を解決するためには、各部署が協力して、全体として生み出す価値に重点を置いたチームを作ることが重要となります。

その結果として、プロジェクトごとに様々なチームで編成する組織が増えています。

ということで、このような記事を書きました。

チームマネジメント、ワークマネジメント、プロジェクトマネジメントなど、さまざまなマネジメント手法が存在しています。

しかし、これらの手法が存在するにもかかわらず、複数のチームや組織が一体となって協力して目標を達成するための「マネジメント」は、十分に定義されていませんでした。

境界を超えたチームワークについては、なぜか、あまり触れられていないんです。私がみていないだけかもしれませんが….協業やコラボレーションというやつですね。

現代ビジネスにおいて異なるチームが効果的に連携し、一体となって働くことが求められている中、この複数のチームをマネジメントすることがより重要な役割を果たすのではないかと思い、「チームワークマネジメント」と新しいマネジメントを定義した次第です。

チームワークマネジメントは、複数のチームを統合し、共通の目標に向かって協力するための手法です。これにより、各チームの強みを最大限に活用し、全体としてのパフォーマンスを向上させることができると信じています。

現代の複雑なビジネス環境では、このようなマネジメント力がますます重要視されるはずと、さらにチームワークマネジメントを定義して、チームワークマネジメントを実施するに当たって重要な要素を掘り下げていきたいと思います。

一万文字近くになってしまったので、最初からは読まず、気になる箇所を目次から選んで読んでみてください。


横断的チームワークの課題

部署ごとに分かれて仕事をするサイロ化された環境では、全体としての大きな成果が上がりにくいという課題があります。

サイロ化された組織では、情報やリソースの共有が制限され、各部署が独自のプロセスや目標に従うことで、企業全体の戦略やビジョンが共有されにくくなります。

これを解決するためには、部署間の壁を越えた協働が必要です。各部署のリーダーが定期的にコミュニケーションを取り合い、共通の目標やビジョンを確認し合うことはもちろんですが、そこで新しいチームを作って、共通の目標に向かうことです。

組織全体の力を結集し、一体となって取り組むことが、より大きな成果を生み出すための要素となっていくはずです。そのために必要なことが「チームワークマネジメント」だと考えています。

チームワークの基本

チームワークマネジメントを語る上で押さえておきたいのは「チームワーク」です。チームワークとは、共通の目標を達成するために、複数の個人が協力し、連携して作業することを指します。

効果的なチームワークは、ビジネスの成果を大きく向上させる可能性があります。組織の目標達成には、各メンバーが自分の役割を理解し、他のメンバーと協力して業務を遂行することが不可欠です。

チームワークの定義

チームワークとはメンバーが互いに協力し、共通の目標に向かって努力するプロセスです。そこで大事な3つのポイントが「確な目標」、「明確な役割」、そして「リーダーシップ」が本質的な要素として言われています。

チームワークで大事な3つのポイント

チームが成功するためには、全員が共通の目標を理解し、その達成に向けて一貫して努力することが重要です。チーム全体の方向性を明確にすることで、各メンバーは自分の作業がチーム全体の成功にどう貢献するかを明確に認識できます。

また、具体的で測定可能な目標が設定されることで、進捗を評価しやすくなり、必要な調整を迅速に行うことができます。

明確な役割分担は、各メンバーが自分の強みを最大限に発揮できる環境を作り出し、無駄な重複作業やコミュニケーションの齟齬を防ぎます。

役割が明確であることで責任感が生まれ、各メンバーが主体的に行動する動機付けにもなります。これにより、チーム全体のパフォーマンスの向上につながっていきます。

そして、最後はリーダーシップです。

特にリーダーは、目標達成に向けてチームを統率し、メンバーの意欲を引き出す役割を果たします。優れたリーダーは、メンバーの意見を尊重し、問題解決に向けた建設的な対話を促進します。

また、リーダーはリーダーだけが持つものでなく、全員がリーダーシップを発揮することで、チームの一体感を高め、成功への道筋を明確にする鍵となる要素です。

チームワークの重要性

メンバーが共通の目標に向かって協働している様子

効果的なチームワークは、ビジネスの成功に直結する重要な要素です。

まず最初に挙げられるのは「効率の向上」となります。各メンバーが自身の強みを発揮し、役割が明確になることでチームでの作業効率が大幅に向上します。

さらに、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まることで、異なる視点やアイデアが生まれ、新しい発想や創造的な解決策が生まれやすくなります。これは、特に新製品の開発や市場の開拓においては特に重要な要素となってきます。

また、チームメンバーが協力して問題に取り組むことで、単独では解決が難しい複雑な問題にも対応できます。なぜなら、複数の視点から問題を検討することで、より効果的な解決策が見つけられやすくなるからです。

この一枚の絵のように、メンバー全員がチームワークの基本を理解して協働することは、組織の成功にとって極めて重要なことと言えます。

ワークマネジメントの概要

メンバーが協力して計画を立て、タスクを管理し、効率的に作業を進めている様子

ワークマネジメントの定義

チームワークマネジメントを語る上で「ワークマネジメント」も外せない要素です。

ワークマネジメントとは、仕事(業務)の計画と管理を指します。個人のタスク管理だけでなく、チームで仕事をする際のプロジェクトごとの目標や進捗の管理まで含まれます。

ワークマネジメントは、チーム全体の業務効率を高め、目標達成を確実にするための重要な手法と言われています。

ワークマネジメントの構成要素

効果的なワークマネジメントは、チームや個人の生産性を最大化し、目標達成を促進するために重要ですが、ここでは、ワークマネジメントの4つの主要な構成要素について説明します。

まずは、Goal Setting(目標設定)です。Goal Setting(目標設定)はワークマネジメントの土台ともいうべき要素です。

まずは、達成可能で具体的な目標を明確にします。短期目標というよりも、ワークマネジメントの場合は長期的な目標を設定するケースが多いです。さらには優先順位付け、具体的なアクションプランの策定まで含まれます。

2つ目はTask Assignment(タスクの割り当て)です。Task Assignment(タスクの割り当て)は、適切な人に適切な仕事を割り当てるプロセスのことを指します。

メンバーのスキル、経験、現在の仕事量を考慮し、キャリア成長も視野に入れてタスクを割り当てます。そして、定期的なフィードバックと信頼関係の構築が不可欠です。

3つ目はWorkflow Organization(ワークフローの整理)です。Workflow Organization(ワークフローの整理)は、作業プロセスを効率的かつ論理的に管理する方法です。

タスクの流れや手順の明確化、必要なステップの特定、タスク完了の計画を含みます。これにより業務の透明性が高まり、進行状況の追跡が容易になり、生産性向上、時間の節約、エラーの低減に寄与します。

最後はCommunication(コミュニケーション)です。Communication(コミュニケーション)はワークマネジメントの根幹であり、情報の共有、目標の調整、問題解決、意見交換を促進します。

定期的なミーティング、適切なフィードバックの提供、デジタルツールの活用が含まれ、チームの協力を促進し、生産性の向上に直接貢献します。オープンで率直なコミュニケーションは、組織の革新と成長を促し、より良い意思決定を実現します。

この4つがワークマネジメントの構成要素となります。詳しくはこの記事に記載しているので、読んでみてください。

プロジェクトマネジメントとの違いと共通点

ワークマネジメントとプロジェクトマネジメントには、共通点と相違点があります。

まずは共通点としては、どちらも計画、実行、監視、完了のプロセスが含まれていて、リソースの最適化とリスク管理を重要視しています。

一方で、相違点として挙げられるのは、ワークマネジメントは業務全体を対象として継続的な改善を目指すのに対し、プロジェクトマネジメントは特定のプロジェクトや一時的なタスクに焦点を当てます。

また、プロジェクトマネジメントでは、プロジェクトの開始から終了までの期間に集中し、その期間内での目標達成を目指します。

具体的には、新製品の開発やマーケティングキャンペーンの実施など、限定された期間内で完了するタスクが対象となります。

これに対して、ワークマネジメントは日常業務の効率化と継続的なパフォーマンスの改善を図るための手法となります。

組織全体の業務プロセスを最適化し、長期的な視点での目標達成を目指すものとなります。日々の業務が効率的に遂行されることで、組織全体のパフォーマンスが向上し、持続的な成長が期待できると言われています。

チームワークマネジメントの概要

チームワークマネジメントとは

チームワークマネジメントは、複数のチームや組織をワンチームにまとめ、共通の目標に向けて協力しながら効率的に作業を進めて目標を達成するための手法です

チームワークマネジメントがなぜ重要なのかは、冒頭で申し上げた通り「現代のビジネス環境では、業務委託やコラボレーションが当たり前となり、他のチームや外部パートナーと協力する機会が増えているから」です。

チームワークマネジメントは、チーム間のシナジーを最大化し、全体として高いパフォーマンスを発揮することを目的としています。境界を超えたチームのマネジメントこそ、いま大事なスキルだと、私自身は考えています。

チームマネジメントとワークマネジメントとチームワークマネジメントの違い

チームマネジメントはチームの運営と個々のメンバーの管理に焦点を当てており、リーダーがメンバーのスキルや役割を把握し、モチベーションを高め、チームの効率的な運営を目指します。

一方、ワークマネジメントは日常業務の管理に焦点を当て、タスクの計画、進行管理、リソースの最適化を通じて効率的な業務遂行を実現します。

そして、チームワークマネジメントはチームメンバー間(またはチーム間)のコラボレーションや共同作業に焦点を当て、異なるチームが共通の目標に向かって協力し、シナジーを最大化することを目的としています。

チームワークマネジメントを成功に導く重要要素

前回の記事では、チームワークマネジメントを成功に導く重要な要素として以下の5つを挙げます。以前は「信頼の構築」や「小さなWin」が含まれていましたが、あらためてさまざまな書籍を読み漁っていく中で、リーダーシップと多様性の尊重などが浮き上がってきました。

まずはひとつずつ、紐解いていきたいと思います。本来であれば、これらひとつひとつで3,000文字くらい書けそうな勢いですが、2万文字とか超えそうなので、簡単にまとめた形になります。ご了承ください。

1.目標設定と共有

チームワークマネジメントにおいて、目標設定と共有は重要な構成要素の一つと考えています。

まず、チームとは、共通の目標や目的のために協力して行動する集団(グループ)とされています。何かしらの共通のゴールに向けて協力しあうためにチームワークが発揮され、目的達成を目指さないならチームではありません。

そして、異なるチームが全て同じ方向を向き、境界を超えたチームが共通の目標を持つことは、チーム全体のシナジーを生み出し、高いパフォーマンスを発揮するために不可欠となるはずです。

目標が明確であれば、各メンバーは自分の役割とその重要性を理解し、モチベーションが向上し、意思決定が迅速かつ効果的に行われます。

目標があることで、チームの全員が目標に基づいて行動するため、判断に迷いが生じにくく、効率的な進捗管理と評価が可能になります。

また、自分が取り組んでいる仕事の本質や目的を十分に理解せずに業務を行っている行なっている人たちも多いと聞きます。だからこそ、なぜその仕事をしているのか、どんな目的でその業務を行っているのかを明確に理解することが必要なはずです。

目標設定と共有は、チーム全体が一体となり、高いパフォーマンスを発揮するための基盤を築く最も重要な要素と考えています。

2.役割の明確化の重要性

続いて、役割の明確化です。役割を明確にすることは、チーム全体が効率的に機能し、高いパフォーマンスを発揮するための基盤でとなります。各メンバーが自分の役割を理解し、その責任を果たすことで、チーム全体の成功が実現へと近づきます。

明確な役割を持つことで、各メンバーは自分の責任範囲を理解し、特定の業務に集中することが可能となります。そして、個々のスキルと専門知識を最大限に活用し、チーム全体のパフォーマンスが向上します。各メンバーが自分の役割を理解していることで、適材適所が実現し、効率的な業務遂行が可能になります。

また、明確な役割分担により、誰が何をするべきかがはっきりするため、迅速かつ効果的な協力が可能になります。これは、特にプロジェクトベースの仕事や複数のチームが関わる大規模なプロジェクトにおいて非常に重要な要素となります。

さらに、各メンバーの役割が明確であると、責任の所在がはっきりします。責任の所在がはっきりとすることで、問題が発生した際に迅速に対応でき、責任の曖昧さによる混乱を避けることができます。

このように、役割の明確化は、チーム全体が効率的に機能し、高いパフォーマンスを発揮するための基盤となります。各メンバーが自分の役割を理解し、その責任を果たすことで、異なるチーム間でもチーム力が生まれて成功に一歩近づいていくはずです。

3.多様性の尊重と認識相違の防止

3つめは多様性の尊重と認識相違の防止です。

異なる背景を持つメンバーが協力する場面では、経験や知識、専門スキル、これまでの教育の違いが、大きな障壁となるケースが往々にしてあります。この壁を超えるには、多様性の尊重、さらには認識相互の防止が重要と考えます。

組織に所属していると、同じ組織の他のメンバーによって共有される「暗黙知」を持つことになります。暗黙知とは、共通の経験や習慣から生まれる、仕事をする上での前提となる知識のことです。

例えば、ある組織での特定の業務手順やプロセス、コミュニケーションスタイルが当たり前となり、その組織に長く在籍しているメンバー同士ではスムーズに作業が進みます。

しかし、異なる組織や専門スキルを持つメンバーが加わると、その暗黙知が通用しないため、混乱や誤解が生じることがあります。これは、新しいメンバーがその組織特有のルールや文化を理解するのに時間がかかるためです。

異なる背景や専門知識を持つメンバーが集まると、多様な視点やアプローチが生まれますが、その一方で摩擦や誤解も生じやすくなります。

そのためには、チーム全体で共通の価値観を持つことが重要です。これには、チームのミッションを明確にし、全員で共有することも含まれます。定期的に価値観や目標を確認し、全員が同じ方向を向いていることを確認していくことで、チーム全体として一体感を持つことができます。

また、異なる背景を持つメンバーが協力する際、知識の境界を解決することも重要となります。知識の境界とは、各メンバーが持つ専門知識や経験の違いが、情報の共有や理解を妨げる障害となることです。

この障害を克服するためには、オープンなコミュニケーションと相互理解が不可欠です。定期的なミーティングやワークショップを通じて、メンバー間の知識や経験を共有し、共通の理解を深めることが求められます。

また、知識の共有を促進するために、メンバーが自分の知識やスキルを積極的に共有し、他のメンバーがその内容を理解できるようサポートすることが重要です。これにより、異なる専門知識を持つメンバーが協力し合い、効果的なチームワークが実現します。

4.リーダーシップ

現代のビジネス環境では、複数のチームや組織が連携して目標を達成する「チームワークマネジメント」の重要性が高まっていると考えています。そして、このマネジメントを効果的に進めるためには、リーダーシップが不可欠です。リーダーシップを持ったリーダーの存在です。

リーダーは目標を明確にし、それに向かって進むための戦略を策定します。そもそもリーダーがいなければ、これまで語られてきた「目標」、「役割」「共通の価値観」をメンバーに示すことはできません。

また、リーダーは、メンバー一人ひとりの強みや弱みを理解し、適切なフィードバックやサポートを提供することで、メンバーのモチベーションを高めることも必要です。これにより、チーム全体の士気が向上し、高いパフォーマンスを維持することができます。

さらには、透明性のあるコミュニケーションを行い、メンバーの意見やフィードバックを積極的に受け入れることで、信頼が築かれていきます。信頼関係が強化されることで、メンバーは安心して意見を述べたり、問題を共有したりすることができ、チーム全体の協力体制が強化されます。

この心理的安全性を構築することもリーダーの役目となります。

そして、リーダーシップは、単にリーダー個人の特性ではなく、チーム全体にとって重要な要素であり、リーダーがその役割を果たすことで、チームは効果的に機能し、目標を達成に近づきます。

リーダーシップが欠けていると、方向性の喪失、意思決定の遅延、モチベーションの低下、信頼関係の欠如など、多くの問題が発生する可能性が高まります。

リーダーシップは全てのメンバーが持つべき能力であり、リーダーがその模範を示すことで、メンバー全員がリーダーシップを発揮する環境が整っていくと考えています。

このように考えると、リーダーシップがチームワークマネジメントにおいて重要である理由がより明確になります。

5.オープンなコミュニケーション

オープンなコミュニケーションは、チームメンバー間の信頼を築くための基本です。

信頼関係が強化されると、メンバーは安心して意見を述べたり、問題を共有したりすることができ、協力体制が強化されます。そもそも、チーム間、メンバーとの間に信頼がなければ、チームは効率的に機能しません。

そして、オープンなコミュニケーションは問題解決の促進にもつながります。チーム内で自由に意見交換ができる環境は、問題解決のスピードと質を向上させます。メンバーが問題を率直に共有し、協力して解決策を見つけることができるため、プロジェクトが滞ることなく進行します。

さらに、透明性のあるコミュニケーションは、意思決定プロセスを迅速かつ効果的に実施することが可能となります。全員が最新の情報を共有し、同じ理解を持つことで、無駄な時間を省き、迅速に意思決定に行えるチームへと変わります。

オープンなコミュニケーションを実践するには、多様なコミュニケーション手段を活用していく必要があります。特にリモートワーク環境では、適切なツールを使い分けることも重要な要素となります。

オープンなコミュニケーションを実践することで、チーム全体のパフォーマンスを最大化し、目標達成に向けて一丸となって進むことができます。その実現のためには、先ほど述べたリーダーシップが重要な役割を果たし、メンバー全員が積極的に関与する姿勢が求めらるとも言えるでしょう。

以上がチームワークマネジメントで必要な要素と考えています。

チームワークとワークマネジメントの要素を持ち合わせる

目標設定と共有、役割の明確化、リーダーシップで設定されたチームワークと、ワークマネジメントが融合する形となります。

チームワークとワークマネジメントがただ融合した形ではなく、「異なるチーム」、「異なる組織」との協働となってくれば、多様性の尊重と認識相違の防止、オープンなコミュニケーションがより重要になってきます。

そういう意味で、5つの要素を書き出してみました。

チームワークマネジメントの未来

現代のビジネス環境は、ますます複雑化し、変化のスピードも加速しています。未来におけるチームワークマネジメントにおいては、デジタルツールの進化と活用は外せない要素になってきます。

デジタル技術の進化は、今後のチームワークマネジメントのあり方を大きく変えてくるでしょう。リモートワークやハイブリッドワークが普及する中で、オンラインコラボレーションツールやプロジェクト管理ツールの活用は不可欠になってきます。

タスクの割り当て、進捗管理、期限の設定を容易にし、チーム全体の透明性を高めるためのツールが必要になります。これらのツールは、プロジェクトのステータスを一目で確認できるダッシュボードやガントチャート、カンバンなど、効率的なプロジェクト管理をサポートします。

チームのニーズに合ったツールを選定し、適切に導入することが重要です。難易度の高いツールを入れても機能しなければ意味がありません。ツールの選定では、チームの規模、プロジェクトの性質、メンバーの技術レベルを考慮し、最適なものを選ぶ必要がありそうです。

現代の働き方において、地理的に離れたメンバーがリアルタイムで連携することが当たり前になっているため、それぞれのメンバーの見える化することで効率的に業務を遂行することが可能になります。

まとめ

チームワークマネジメントは、単なる管理手法ではなく、未来のビジネスにおける競争力の源泉となります。

限られたリソースの中で目標を達成するには、社内メンバーに限らず、業務委託、副業での参加などが当たり前の時代になっています。

さらには、技術の進化や働き方の変化に対応し、多様性を尊重しつつ、持続可能な成長を目指すことが、これからのチームに求められる課題です。

これから必要となるチームワークマネジメントの未来を見据え、今からその基盤を築くことで、長期的な成功を実現していきましょう。

今回は概念的なところを自分にインストールすることを目的に書いたので、次回は「なぜ、チームワークマネジメントが今後必要なのか?」をテーマに書いていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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