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3人のレンガ職人の話から学ぶ目的意識の大切さ

毎日毎日、同じことの繰り返しで仕事がつまらない。
もっとやりがいのある仕事をしたい。
この仕事は自分がやりたい仕事ではない。

こんなことを思ったことはありませんか?

僕はあります。なんとなく惰性で仕事をこなしていた時期もありました。

そんな時に聞いた「3人のレンガ職人」というイソップ童話を紹介します。この話は仕事に取り組むうえでの目的の大切さを教えてくれます。

旅人が道を歩いていると、レンガを積んでいる3人の職人に出会い、「ここで何をしているのですか?」と尋ねます。
1人目は「レンガを積んでいるのさ」と答え、レンガを積む苦労や大変さを嘆いていました。
2人目は「大きな壁を作っているのさ」と答え、家族を養う収入を得るために仕事があることに感謝していました。
3人目は「歴史に残る偉大な教会を作っているのさ」と答え、教会に訪れる人達の笑顔を想像しながら活き活きと働いていました。

3人の職人の目的意識は全く違います。1人目は特に目的もなくやらされている感じながらレンガを積んでいます。2人目は生活費を稼ぐためにレンガを積んでいます。3人目は自分の仕事が世の中にどんな良い影響を与えるのかをイメージしながら、人々への貢献を考えてレンガを積んでいます。

この話を聞いて、僕は3人目の職人のようにしっかりと目的意識を持ち、自分のためだけでなく、人のお役に立つために仕事をしたいと思いました。

どんな仕事にもその先に自分の仕事を待ってる人がいます。意味のない仕事などありません。

1日24時間の内、8時間を仕事に使っているとしたら、人生の3分の1は仕事に費やしています。寝ている時間が8時間だとしたら、起きている時間の半分を仕事に使っています。仕事にどんな目的をもって、どう価値を付けていくかは自分次第です。その目的意識で人生の充実度は大きく変わります。