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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第145話 100マス計算

認知能力の劣化はまずい。知的な業務、プロフェッショナルな作業にとっては厳しい結果を発生させる。
とはいえ、劣化は意識せざるを得ないが、何をしたらよいのか、相応しいリハビリツールが必要になる。
認知能力のなかでも短期記憶力が落ちると本当にひどいことになる。


短期記憶を鍛えるには”ちょっと覚えて処理する”訓練がベストだ。

認知症診察でやる長谷川式テストも短期記憶、いわゆる脳のワーキングメモリ、海馬細胞とかのパフォーマンスをベースにしていると思う。

100マス計算は陰山英男先生の本で有名になったが、アプリもありこのツールへのアクセスは充実している。

足し算、引き算、掛け算とやってみると苦手な演算も判明してくる。

個人的には引き算が弱い。

単純な計算力の構造については算数ピラミッドというものがあるのでそれを見ると関係がわかる。

小3~4で算数が嫌いというか苦手になったのが割り算が原因だが、それは結局、引き算が苦手だったからだろう。

でな引き算はどうしてダメになったか。正確にはダメというか”遅い”のだがこれは本当に問題だ。
自分は発達教育の素人だが、色々調べてみたイメージでいえば、基数性(量的把握)の弱さが原因じゃないかと思う。

引き算は被減数から減数を減じるわけだが、被減数と減数の量的把握が速いと正の数か負の数かの判断が速くなる。
これが人より遅いんじゃないかと。


まあ、話を戻すと100マス計算のようなものは自己認識ツールとして有用であり、己の弱点を見つけて改善するには必須だ。

身体だけではなく、脳みそも更新させしつづけていくのが令和時代、超高齢社会の人間のたしなみだろうと思う。
死ぬまで認知能力を上げ続けて社会の進歩改善にコミットする老人になりたい。





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