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何かに躊躇してしまう人へ。海外へ行け!

ほぼタイトルの通りなんですが、先日香港旅行から帰ってきて実感していることをまとめます。

このnoteを読んでもらいたい方 : 日本に住んでいて色々やりたいことはあるけどいま一歩踏み出せないという方。

なぜそんな方に読んで頂きたいかというと、実は僕も先月12月まで同じだったからです。(笑)
1人で飲食店に入るのをためらってしまう、1人でイベントやグループに参加することに気が引けてしまう等、やりたいことはあるんだけど、今一歩躊躇してしまうという感じの人間でした。

そんな私ですが、なぜか年末年始に香港と深圳に行ってみようと思い立ち、12月28日~1月4日まで7泊8日の日程で1人旅に出ました。
特に理由は無かったです。
今年は休みの日数が長かったのと、今デモで混乱している香港がどんな状況か見たかったのと、有名な深圳という街を自分で体感したかっただけでした。
そんなこんなで私の人生初の海外1人旅が始まりました。

私は比較的楽観的な方なので、「現地に行けばまぁ、どうにかなるだろう」くらいに軽く考えていました。

しかし1日目は地獄でした。

事前にネットで情報を得ていたにも関わらず空港から市街地への電車の乗り方が分からない。どうにか市街地へ出ても道に迷ってしまいGoogleMapを使用しているにも関わらず方向が分からずホステルに辿り着けない。ホステルに着いてもなかなかチェックインできないという悲惨さでした。

そんな中でも特に苦しかったのが、食事が出来ないことでした。
お腹が空いたのでどこか飲食店に入りたいけど中国語で書かれているためどのようにオーダーして良いか分からなくお店の中に入る勇気が出ない。
また、良い感じのお店を見つけても中を見ると席が埋まってそうなので躊躇してしまう、そうこうしているうちにどんどんお腹がすいてきて厳しくなるという最悪な状況でした。

香港にはセブンイレブンが多かったんですが、コンビニでは食事をしないと決めていたので、ひょっとしたらこのまま8日間何も食べられないんじゃないかと絶望していました。(笑)

結局その日はホステルの2軒隣にある麺料理屋さんの看板に料理の写真があることを発見し、また私の前に入ったお客さんの注文の仕方を観察しそれを真似て注文し、なんとか食事にありつけました。

そして2日目、私は深圳に移動しました。
が、そこでは頼みの英語が完全に通じませんでした。。。
ほぼ中国語の世界でした。(中国国内なので当然ですが)

しかしかえってそれが良かったんでしょうね。
完全に吹っ切れました。
スマホのGoogle翻訳を使い身振り手振りでお店の人に話しかけると、お店の人達も一生懸命に説明してくれました。
特に私が中国語が分からないと知ると、彼らは自分たちのスマホでどうにか翻訳し説明しようとしてくれるんですね。
人の温かさみたいなものを感じられた瞬間でした。

それ以降、とりあえず話しかけばどうにかなると思い気になったお店があれば中に入り店員さんに話しかけるようにしました。
おかげで深圳でも香港でも美味しい料理を食べ、見たいものを見、やりたいことをやれました。
深圳で遅めの朝食をとったあの時、恥ずかし思いをしたくないと躊躇していたら、きっと楽しくない旅行だったに違いありません。(^o^;)


前置きが長くなってしまったんですがここから本題に入りたいと思います。
そんなこんなで楽しく旅をし沖縄に帰ってきた時、とても不思議な感覚になりました。それは、

「言葉が通じない国でやりたいことが出来たんだから、言葉の通じる日本では何をやっても楽勝だな」

という感覚でした。
なぜそう思ったか私にも分かりませんが、今まで躊躇したり遠慮していたことが馬鹿馬鹿しく感じられました。
なぜなら言葉が通じるから。話しかければ意思の疎通がはかれるからです。

年末年始の休みがあけ、私は深圳で得たことを会社内で発表しました。たぶん以前の私ならそんなことしなかったと思います。
しかし発表が失敗しても大したことないと思い、簡単なレポートでしたが約1時間ほど社員のみなさんの前で発表させてもらいました。

当日は特に他の社員から反応もなく、ダメだったかなと思いましたが、以前ツイートしたように会長が何かを感じてくれたみたいでチャンスが巡ってきそうになっています。

正直アメリカの話はどうなるかまだまだ分かりませんが、人と話をすることで得られるものは大きいと思いますし、そのための一歩を恥ずかしがって躊躇してしまうのは勿体ないと感じます。

考えてみると、普段私たちは言葉が通じることが当たり前と感じその素晴らしさを忘れてしまっているが故に恥ずかしがって躊躇したり、遠慮したりしているのではないでしょうか?

言葉が通じることのありがたさを実感すると、そのことがよく分かる気がします。
なので冒頭でお伝えしたように、もし何かやりたいことがあるにも関わらず恥ずかしいと感じたり躊躇してしまう方は一度海外へ一人で出てみるのも良いかと思います。
言葉の通じない国で自分の意思を相手に伝えることがどれほど大変かを実感できれば、日本での生活がどれだけ可能性に満ちているかが実感できると思いますし、躊躇することもなくなると思います。
なので、一度自分の全てが通じない国へ行ってみてください。
今まで自分が感じていたことが本当に小さなことだったと感じると思います。


今回私がこのnoteを書こうと思ったきっかけは、先週大阪のほわちゃんさん(@howahowamiyuyu)とお話させてもらった際、ほわちゃんさんも以前タイに行かれた後に似たような経験をされたというお話をお聞きし、私が体験したことを共有できればと思い作成しました。


読んで頂いた皆様の将来に何かしらのお力になれれば幸いです。
ありがとうございました。

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