本をサクサク読む技術 斎藤孝からの学び

 読書術を高めたいと思い借りた本、新書なのでまずは柔らかくいけそうだというところから手を取りました。
 以下要約
 大前提として、読書は苦役ではなく楽しむものである。そして、楽しむためには最初はとにかく数をこなすことである。本書は数をこなせるようにしていくためにどうすればよいかの技術が書いてある。
①読み通そうとしない
自分の知りたい知識を引き出して読了とする。(2割読書)
②色んな場所に本をおく
トイレ、お風呂、キッチンなど本が身近にある環境にする
③柔らかい本から入れ
古典や、専門書など難しいものは、漫画、新書、解説本、図解本などの柔らかく書かれているものから入り予備知識を得たのちにチャレンジすると理解ができて読み通しやすい。(これはYoutube大学のあっちゃんも言っていた)
④効率の良い読書とは
読書で得た知識を身につけ、自分のものとして活用できることである。
なので、遅読することも必要だし、スピードがあればいいわけではない。
⑤物語の読み方
難解な物語の場合の対処法
・会話文のみ読んでみる。
映画のようになり、脳内で間を補填しようとイメージする
・人物相関図をかいてみる
とくに、海外の書籍などでは整理され分かりやすくなる。
⑥おすすめの翻訳家、書評家を見つける
自分の感覚と近い人を見つけることで、良書を見つけやすくなる。
⑦読んだ本をアウトプットする
人に紹介するつもりで読むことで知識が定着しやすくなる。なので読んだ本について話すとよい。
自分がこうやって投稿するのも、本の内容をより自分の物にするためなので、納得がいった。

その他、直接本筋には関係ないが

「小説とはいかに人物の内面を描いているかだ」
「学問の基本的な姿勢として、ネガティブなものに対し、知性で戦おうとする。あらゆる情報を洗い出し、疑い、考え抜き、一度結論をだしたら迷わない」
と言う言葉が心に刺さりました。
こういった言葉をストックしておきたいと思います。

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