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アンラーン戦略の動画より

YouTube動画より、自分の仕事と深く関わり合いのある内容だったのでまとめました。

1、累積戦略と順次戦略

戦略の中に累積戦略と順次戦略という概念がある。

順次戦略とは、いわゆる期間とやることを決めて1つのラインになっていく戦略。
ひとつのイベント的な話。

累積戦略は同じことをひたすら続けていくということ。要するに毎日のルーティン。
朝会を毎日やる、1日の最後に振り返りの会を5分やる、など。

順次戦略脳の人が「それ意味あるのか」「その5分に意味はあるのか」みたいに言う。
しかし組織を変えていく根底にあるの累積である。
もちろん累積だけでは駄目なのだが、順次戦略を上手くいかせるためには、この小さなブレイクスルー(=アクション)が必要になる。アンラーン(脱学習・成功体験を忘れる)して、「これ本当に意味あるのか」と周りの人が言っても「それは1年後に分かる」と言う。直接的に関係ないことでも、ちゃんとやっていくことが重要。

例:「さん付け」で呼ぶ、自分から挨拶する、など。

【所感】
実際に仕事をしていても、そのアクションに特効薬的なものを求めていると感じることが多い。しかし自分自身、本当に大切なのは日々の習慣だと思っている。
それがこの動画で「累積戦略」と「順次戦略」という言葉で紹介されていた。小さな変化が、やがて大きなうねり(変革)を生み出すのだと思う。


2、まずは行動から始める

マインドセットから変えようとしても難しい。
だからこそ、まず行動を変える。そうすると視点が変化する。それがインパクトとなってマインドセットが変化する。
そうなると、自然と行動が変わってくる。それがマインドセットを変えるサイクル。まずは行動を変えることから始める。
「とりあえず、やってみよう。」

【所感】
まさにその通りで、まずはやってみないと始まらない。とはいえ、腰の重い人は多い。いかに相手にその腰を上げてもらうのか、という課題もある。
そもそも。納得してから行動するようでは今の変化の激しい時代には生き残れないのだ。


3、雑談の生まれる場所

雑談が生まれるかどうかが大事。
目的や計画を遂行する社会になている。それに反するものは意味がないと思いがち。
しかし対話が起こるのは無目的な時間とか空間。意味のない空間をたくさん作ることが大事。 (昔でいうところの喫煙所など)
例えば会議の10分前に入り、そこで雑談する。会議が終わった後も雑談する時間を設定する。そこで色んな人の対話が生まれる。

【所感】
今の仕事でも、いかに雑談の生まれる場所を作り出すか、というのは一つのテーマだ。例えばお菓子スペースを作ったり、我々の事務所をオープンスペースにしたり、図書館をつくったりなど。
組織が大きくなり目的や計画を遂行していくと、どうしても縦割りの壁が発生する。そこで人の交流が断絶されやすい。忙しさで心の余裕もなくなる。
だからこそ、雑談で人と人の関係性を構築する必要があるのだ。
これを具体的な仕組みに落とし込んだのが「オフサイトミーティング」と言える。


4、出展YouTube



5、余談

アンラーンという言葉は普段聞くことがない。しかし昨年読んだ本でその言葉を知っていたのは良かったな、と思いました。
アンラーン戦略という本、ポチります。

【リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術】(著:熊平美香)を読んで|やすひ|note

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