Wリーグ蒲郡大会(Day.1)の観戦記 21.11.13(土)

三河湾の広がる観光地、蒲郡へWリーグ観戦に行きました。数年前に一人旅で来たこともあります。その際は駅からレンタサイクルで色々行きました。以前、コアラの小菅選手もオフの時に訪れてSNSにアップしていた記憶があります。また、GWに海の見えるピザ屋に行きましたが、この蒲郡から比較的近場です。

とはいえ今日は時間の関係上、観光は出来ず試合開場となる蒲郡市民体育センターへ直行直帰です。

会場近くのパン屋さんで昼食を購入し、12時10分頃会場に到着しました。入場開始から10分経過していますが、まだ行列が続いています。先週の安城と同じですね。5分ほど経過して会場内に入れました。試合開始には満員の会場でした。

1、トヨタvsシャンソン　プレビュー

1試合目はトヨタvsシャンソンです。注目はシャンソンの小池選手(#1)。昨季のプレーオフでコアラに敗れたものの、小池選手は21得点と存在感を放っていました。トヨタに移籍した川井選手(#4)はこの試合でどのような戦いを見せてくれるかを注目していました。

またトヨタは今季ここまで下位チームとの対戦が続いており、中位チームながらも強力な個をもつ選手を要するシャンソン相手にどんな試合をするのか、非常に注目するポイントでした。

2、トヨタvsシャンソン　観戦記

川井選手、いきなり小池選手にスティールされる。その後もプレーにキレなく交代となる。

個人的にはこの「交代」こそが移籍して良かったと思えるポイントです。コアラでは残念ながらそれがなかった。「ダメなら代えられる」の緊張感は見ている側もより一層感情が前のめりになります。

試合は前半を終えて30-43とシャンソンのリード。トヨタの攻撃が機能せず思わぬ苦戦でした。
しかし後半、一気にトヨタが爆発します。前半とは反対の圧倒的トヨタの攻勢。その時コートには前半出場の無かった永田選手(#32)や、再びコートに立った川井選手の姿がありました。やはり「推し選手」がコートにいる時間に流れがくると、とても嬉しいですね。

結果的に試合は83-72でトヨタの勝利。
シャンソンの小池選手はファールが増えてもコートに立ち続け7得点11アシスト11リバウンドの活躍でした。見ていて胸が湧く選手です。川井選手他、推し選手とのマッチアップは見ごたえありました。
トヨタの平下選手(#14)の活躍も凄い。まだ２年目ながら、選手層の厚いトヨタでプレータイムを勝ち取っています。個人的には紡織の東藤選手に次ぐ期待値の大きい選手です。
そして三好(#12)△。3Pの破壊力、恐るべし。

３．コアラーズvsアイシン　プレビュー

昨季はコアラの4戦全勝。とはいえ1試合は際どい試合でした。そして今季、アイシンはWエースの宮下・梅木の両選手が移籍。コアラは櫻木選手が引退。しかしそれぞれに移籍で補強しています。が、この選手のIN/OUTを見るとアイシンに分があると感じていました。そして昨季の危なかった1試合。これらを見た時、ひょっとするとアイシンに負けることもあり得るかも、と懸念していました。

４、コアラーズvsアイシン　観戦記

コアラ藤田選手(#39)、スタメン！！

全コアラファンが驚いたといっても過言ではない采配！！これまで手堅い采配しか見せてこなかった古賀HCが動きました。カメラを構える手も動揺します。本当に今までの采配からだとあり得ない人選です。しかし前節の藤田選手は調子が良かったので抜擢されたのでしょう。

試合でも藤田選手は躍動。ボール運びからゲームメイク、自身の得点まで臆することないプレーを見せてくれました。「これを待っていた！！」と藤田選手推しの自分としてはガッツポーズです。
しかし気になる点も。あまりに藤田選手のプレータイムが長いのです。ほぼフル出場の38分。他のPGの見﨑選手や笠置選手はコンディション面に不安があるのでしょうか。。。

他のコアラ選手では渡邉選手(#45)も凄かったです。別格の動き、圧倒的なアジリティでゲームを支配している感がありました。1on1で左にいくと見せかけて右から突破しゴールする場面などは最高です。そしてこの試合で通算1000アシストを記録。おめでとうございます！

アイシンも脇選手(#24)が出場時間に恵まれ、移籍して良かったな、と思いました。遠藤選手(#2)もチームハイとなる18得点で、見ていてワクワクする選手でした。

５、総括

今日の2試合は、いずれも推し選手が活躍し見ていて楽しかったです。蒲郡まで行って良かったです。明日はどんな試合を見せてくれるのでしょうか。胸がドキドキする、感情が前のめりになる試合を期待しています。