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渡邉亜弥、ストイコビッチの如く

1、エースプレーヤー

コアラーズのエースは誰か?
その問いに恐らく誰もが口を揃えて答えると思います。
それは「渡邉選手」であると。

圧倒的な得点力と、出足の鋭いディフェンスでチームに勝利をもたらす選手。
それが渡邉亜弥という選手だと思います。

コアラーズ公式HPより
渡邉選手の紹介


2、初期の印象

渡邉選手の存在が最初に印象に残った試合は16-17シーズンのアイシン戦でした。
その日、名古屋から安城に足を運び、ゴール下というとても良い席で観戦していました。コアラーズの試合を見始めてまだ数試合。選手の事をこれから覚える段階でした。
試合はコアラーズが81-60で勝利したのですが、この試合で渡邉選手が30得点を記録したのです!!
試合中は「点を獲りまくってるなぁ」という印象だったのですが、後ほどBOXスコアで数字を見てビックリしました。
こうして私の頭の中には「渡邉選手=点を獲りまくる人」と印象づけられたのです。

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2016.10.30(日)  安城市体育館にて
フリースローを放つ渡邉選手。


3、驚異のオフェンス力

やがて渡邉選手のプレーに魅了されていくようになるのですが、それが顕著だったのが18-19シーズンでした。
そのオフェンス力には舌を巻きます。

 圧倒的な1on1の破壊力で相手をかわし突破する。
 相手の重心移動を見極め、逆を突き相手の動きを手玉にとる。

 相手をかわした後のドリブルでゴール下に突進すればヘルプDFが来る。
 しかしDFがチェックに入る手前でシュートに切り替えゴールを決める。
 それを「レブの間合い」と私は名付けています。
  ※レブ=渡邉選手のコートネーム

相手の動きとの駆け引き、その上を行くオフェンス力はまさにサッカーのストイコビッチを見ている様でした。
競技は違えど、見るものに感嘆と鳥肌を与えてくれるのです!!
 ※ストイコビッチ=かつて名古屋グランパスでプレーし、W杯でも活躍した
  スター選手。その華麗なるプレーから妖精(ピクシー)の愛称で呼ばれた。

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2019.1.26(土)  スカイホール豊田にて
相手を翻弄し突破する渡邉選手。
その姿はまさにストイコビッチを彷彿させます。


3、ディフェンスも凄い、だからこそのエース

渡邉選手はディフェンスも凄いのです。
ベストディフェンダー賞等、個人タイトルをいくつも取得しています。
 ※19-20シーズンの個人タイトルはこちら、公式HPへ

特にコアラーズというチームは「まずはディフェンスから」というチームカラーもあり、そこに渡邉選手の力は大きく貢献しているのは間違いないでしょう。

オフェンスだけでなく、チーム戦術の要となるディフェンス。
そこでも圧倒的な存在感を発揮しているからこそ、渡邉選手はエースだと思うのです。

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2019.3.3(日)  大田区総合体育館にて
18-19シーズンの個人タイトル授与式の様子。
笑顔を見せる渡邉選手。


4、リアル仙道くん

タイトルにもストイコビッチと書いていて何ですが。。。
バスケットで表現すなら、まさにスラムダンクの仙道くんでしょう!!

「それでもレブなら、レブならきっと何とかしてくれる」

試合展開がどんなに逆境でも、渡邉選手がボールを持つと本当にそう思えてくるのです。

そんな選手はそうはいないのではないでしょうか?
今、私は渡邉選手を見られる事を本当に感謝しています。
まさに「Special one」と言える選手だと思います。

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2019.12.22(日)  日立市池の川さくらアリーナにて
(上)渡邉選手の速攻。     
     (下)渡邉選手の華麗なるジャンプシュート。
      いずれも、試合で幾度となる見る事ができるシーン。


5、キャプテン

ちょうど今日、コアラーズの新体制が発表されました。
渡邉選手、今季はキャプテンを務める事になりました!!
 ※詳細はコアラーズ公式HPへ

9月から始まる20-21シーズン。プレーだけでなく、キャプテンとしてもチームを牽引する渡邉選手に注目です!!

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2019.12.15(日)  八千代市市民体育館にて
この日も25得点の爆発力でチームを勝利に導いた渡邉選手。
背中にはコートネームである「LEB」の文字が飾られている。

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