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【「直感」の磨き方】(著:ワタナベ薫)を読んで

本書からのアクションプラン
【選択したことを後悔しない】

直感に導かれて読んだ本です。スピリチュアル(?)なことから脳科学的なことまで幅広い知見を得ることができました。
「直感こそが本質」 そのようなメッセージを著者から受け取りました。

1.問え

本書でも出てくる「自分に問う習慣を持て」。最近の本でよく見かける言葉だ。自分の直感はこの言葉に引き寄せられる。次に読む本は「Whyと問う」本に決まりだ。

ちなみに本書では問うことで「潜在意識に蓄積された経験と学びの知識の中から最善の答えが見つかる」とのこと。
質問力が高い人は、直感力も高い。

2、直感とは

直感はひらめきのようなもの。「パッ! と降りてくる」感覚。自信に満ちて自分で決断できる。「なんか面白そう!」と思ったものは直感が働いた答え。
衝動は感情に近い。不安や恐れがつきまとう。

というわけで直感と衝動・感情は違うのだ。とはいえ、ちょっと理解に難しさを感じる。。。

3、思わぬひらめき

【3つの意識】(ユングが提唱した分析心理学の概念)
 ①顕在意識
 ②潜在意識
 ③集合的無意識
通常、記憶は脳に保管されていると考えられているが、全人類の記憶の保管場所が集合的無意識ではないか、という仮説もあるらしい。
決断と行動がすばやいことが成功する人の共通点だが、それは全人類とつながっている集合的無意識から情報を取り出すことが上手なのかもしれない。

これは物凄く面白い考え方だ。進撃の巨人でいう「ユミルの民の道」と同義であるといえる。この仮説は結構あり得るんじゃないか、と自分は考えてしまう。人の偶然や本能的なつながりは、このような「見えざる道」に由来しているかもしれない。自分の推奨する定方向性進化論も、このような集合的無意識により多くの人が同じ方向へ進化しているのかもしれない。

前述の「問い」も、自分自身だけでなく集合的無意識の奥底からその答えが与えられるかもしれない。いやむしろ、与えられているのだろう。

4、選択

悩む時間はもったいない。選択した後は素早く行動する。
最善の決定は、どちらを選択するか? ではなく、選択したことを後悔しないこと。
決定後に起きることは、すべて自分の人生で必然なこと。

本書で一番心に響いた言葉だ。すべては必然である。ならば、すべて受け入れるのだ。それが自分で選択した結果・責任である。「自分の選択に責任を持つ」ことは充実じた人生を送る必須条件だと自分は考えている。そこにも合致する。だからこそ、心に響いたのだ。

5、目標設定の大切さ

脳も潜在意識も、目標設定して叶っていなければ、それを叶えて現実にしようという特性が脳にあり、潜在意識が働く。

これもよく聞く話。目標は紙に書きだし見えるところに貼る。そして毎朝その目標を声に出していうのだ。脳に暗示をかける、思い込みの力を利用する。自分も「読書チャレンジ50冊」と掲げたから続けられたと思っている。

6.本を読む前に

本を読む前に「今の私にとって必要なメッセージをください」と自問してから読み始める。質問すると脳はその答え探しをする。

脳の特性を上手に活用する。前述の目標設定と同じだ。
東大読書では「仮説を立てて読む」だったが、ただ受動的に読むのではなく、いかに能動的に読むかで本からの吸収力が全然違うのだろう。

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