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人生初となる【日タイカルチャーフェア】での出店を終えて

雨季から乾季に入りつつあるのか、雨天の日が徐々に減ってきているバンコクです。

京都で開催された「日タイカルチャーフェア」を終えてすでに半月ほど経ちましたが、ブース出店という人生初となる経験をしたわけですから、今回のイベントについてまとめておこうと、noteを立ち上げキーボードを叩き始めました。

これまでの人生で、イベントでブースを出店しようと思ったこともなければ、そのような機会もありませんでした。

それはそうで、自分が運営している会社は旅行業であり、飲食店でも物販でもありませんから、ブースを出したところで提供できるサービスがありません。

初のイベント出店に繋がったきっかけ

京都での「日タイカルチャーフェア 2024」でブースを出店することになったのは主催であるNPO法人「日本タイ教育交流協会」代表の木村さんとの出会いでした。

今年5月、木村さんと食事をする機会があり、その時に「西尾さん、日タイカルチャーフェアでブースを出してみませんか?」と言われたことがきっかけです。

京都で木村さんとお食事をした時の一枚

ブースでどのようなサービスを提供するのかも決めていないのに「はい、やります!」と返事したのは、我ながら先走っていたなぁと思います(笑)

「やります!」と返事したからには、ブースで何をやるか考えなければいけない。
タイ料理を出したり、タイ関連のグッズを販売するのは難しい。
本業である旅行業をブースで宣伝するという手もあるけど、来客側からしたら宣伝臭が強すぎて、つまらないブースに映るのは間違いありません。

木村さんが食事の時におっしゃっていたのは、
「日タイカルチャーフェアは他のタイ関連のイベントと違って、子どもたちが楽しめるようにしたいんです」

だったら、僕のブースでも子どもたちが楽しんでもらえるようなサービスを提供したい。

しかも、既存のブースにはないようなサービスならなお良い。
タイで買ってきた駄菓子を並べて「西尾駄菓子店」にするか。

そんな案も頭に浮かびましたが、結果、「子どもたちに無料でタイ衣装をレンタルする」案で決定しました。

【収益ゼロ】でどうやってブースを運営するか

決めてしまったら、そこから速攻で動き始めました(笑)
無料でレンタルするので、ブースでの収益はゼロ。
収益は見込めないけれど、タイ衣装やアクセサリーを購入しなければならないし、ブースで必要な備品なども購入しなければならない。

そこはクラウドファンディングで支援していただくことにして、リターンを考え、クラファンページのデザインを発注。

7月中にクラファンのページを完成させ、8月3日からスタートしました。

これまで3度やってきたクラウドファンディングは、僕自身の旅企画の支援ばかりでしたが、今回はまったく毛色の異なる企画。

果たして、支援していただけるのだろうか。
そんな不安が胸いっぱいに詰まったままスタートしましたが、目標金額として設定した80万円は3日で到達しました。

不安ばかりだったので目標金額に達成したときは、ありがたくてありがたくて、「ふぅ〜」を息を漏らしたことを今でも覚えています。

1ヶ月間クラファンを走らせた結果、9月8日の最終日を迎えてみると支援金は220万円にものぼりました。

イベント開催当日を迎えて

そして迎えた開催当日。
朝から曇り空で昼前からポツポツと雨が降り出すあいにくの天気。

それでも、早々に1組目の親子がブースに来てくださり、タイ衣装を着た子どもを早々に見ることが叶いました。

お一人目のお子さんです

3ヶ月かけてブース出店の準備したきたのは、これが見たかったため。

小雨が降ったり止んだりの天候でしたが、初日に来てくださったのは27組、40名以上!

2日目は打って変わってピーカンの晴天だったため、午前中からたくさんの方々に立ち寄っていただき、最終的には100名以上の方に利用してもらうことができました。

2025年開催の「日タイカルチャーフェア」にも!

今回のブース出店で掲げていた最たる目的は、
「子どもたちにタイ衣装を体験してもらい、将来、自身のタイ衣装の写真を見てタイに興味を持ってほしい」
でした。

クラウドファンディングをせず、有料にして出店するという手段もありましたが、お子さんを持つご家族の中には家計に余裕がない家庭もあるし、だったらいっそのこと無料にした方がいいだろう、と判断しました。

終わってみると、親御さんや子どもたちの笑顔をたくさん見ることができて充実感しかありません。

今回の企画は僕が旗振り役になりはしましたが、ブースを出店できたのはクラファンでご支援してくださった方、ボランティアスタッフとして協力してくださった方、YouTubeやSNSで応援してくださった方がいてこそ。

ほんとうにありがとうございました。

イベントが終わった翌日は、運営サイドの打ち上げに参加させてもらい、京都をはしご酒。
その席で、「来年もぜひ出店していただきたい」というお話をいただきました。

2025年開催の「日タイカルチャーフェア」にも出店することになりましたので、一人でも多くの方と会場でお会いできることを楽しみにしています!

イベント会場での様子を写真でがっつりご覧ください

2日間のイベントでは、会場でカメラマンをしていたヨウコさんにたくさん撮影していただきました。
私のブースでの様子やタイ衣装を着た子どもたち、突然ステージに呼ばれて話している姿や、会場に来られていたインフルエンサーさんとのショットなどなど。

僕自身が撮った写真も含め、noteメンバーシップの方に公開いたします。

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