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タイであまり近寄りたくない日本人たち

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noteで僕が運営しているメンバーシップ「Crazy about Thailand」。
「タイが好き」「タイに移住したい」といった方々へ向けサークル内
限定記事や限定ライブ、SNSで出していないタイのあれこれを発信しています。
1人でも仲間を増やしてもらいたいとの想いで立ち上げました。
現在、約70名の方が参加しています。
https://note.com/yasuharu_nishio/membership
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ただいま、「タイ北部全県の旅」に出ている最中の西尾です。
どのような旅かといいますと読んでそのまんま、タイ北部にある全17県をおよそ2ヶ月半で周り、YouTubeやブログ、SNSなどでタイ北部の魅力を伝えていく企画です。
1月4日にスタートして10日ほどが経ち、現在ウタイターニー県に滞在しております。
そんなことで、僕が今回テーマにするのは以前Voicyでもお話ししたことがある「タイであまり近寄りたくない日本人たち」というテーマです。
Voicyでお話しした内容よりも、もうちょっと詳しく書いていきます。

バンコクの日本人村社会で出会う人々

外務省の発表によりますと、タイにおける在留邦人は78,431人(2022年10月)。
この数字というのは、タイへ移住した日本人が在タイ日本大使館へ行って届け出をした人数です。

僕は移住してからすぐに届け出を出しましたが(タイで普通免許を取るために必要だったので)、届け出をしていない方もたくさんいるでしょうし、在タイの登録をしていた方が本帰国する際に届け出を出さずに帰った、っていうケースもあるでしょうから、実数ではありません。

ただ、それほど遠い数字でもないと思います。
10万人ぐらいなんじゃなかろうか、というのは僕の推測です。

10万人ってけっこうな人数のように見えますが、実際住んでいると「日本人村」といった感覚が近い。

「もともと知り合いのAさんに紹介してもらったBさんは、以前お会いしたことがあった」とか、「酒席で初めてお会いしたCさんは、僕の知り合いのAさんとお友達」だったとか。
こういうことがしょっちゅう起こります。

こういう狭い「村社会」で生きていると、ちょくちょく顔を合わせる方も出てくるわけですが、中には胡散臭い人、怪しい人、信用できなさそうな人などもいて、付き合っていくか付き合っていかないかの線引きをきちんとせず良い顔をしたいがためにダラダラ付き合っていると、面倒臭いことに巻き込まれますので、こういった方とは距離を置くようにしているという3つのタイプを紹介します。

其乃①|どういった仕事をしているのは分からない人

日本で住んでいる時にはこういった方に会うことはほとんどなかったのですが、「何の仕事をしているのか分からない人」。
ここでいう「何の仕事をしているのか分からない人」は、いろんな事業をしていて本業が何なのか分からないというポジティブな方ではなく、どうやって飯の種を稼いでいるのか分からないネガティブな人です。

意外かもしれませんが、こういう方からビジネス的な提案をされることがたまにあったりします。

中には口達者な人がいて、なんとなく聞いていると「ひょっとしたらイイ仕事になるかも!?」と思わせられることもあるんですが…。

ところがどっこい。
「どうやって飯の種を稼いでいるのか分からない人」ってそもそも信用できないと思っていますし、さらに、提案された件を冷静になって検討してみると、違和感を感じることも出てきます。
もし面倒臭いことになってしまうと、お金が絡むことだけに、揉めに揉めること間違い無し。

ですので、「職業不明」の方からそのような提案を受けたときは、呆けた顔をして「へ〜!」なんて言いながらなんとなくかわし有耶無耶にしてしまいます。
そしてしれ〜っと離れます。

其乃②|出会って早々「何か面白いことしましょう!」と言ってくる人

知人や友人は置いといて、初対面もしくは2度3度ほどしか会ったことがないのに「何か面白いことしましょう!」と言ってくる人がいるんです。
そういうことをおっしゃる方に聞いてみたい。

「貴方が思う面白いことってなんですか?」

実際に聞きはしないですが、聞いたところでぐうの音も出ないであろうことは火を見るより明らかでしょう。
頭の中で具体的に「面白いこと」があるなら、それをまず提案してくるはずです。

会って間もない関係で「何か面白いことしましょう!」と言ってくる人ってのは、西尾が考えた何かしら企画に乗っかってやろうという思いが透け透け。
そんな人と付き合いを深めたとて、僕の人生になんらプラスになることはありませんので、呆けた顔をして「はぁ」なんて返事をして、しれ〜っと離れていきます。

其乃③|お金に関してあまりいい噂を聞かない人

お金に関してゴタゴタしている方と出会うのは、バンコクに住み始めてから増えました。

いろんな人からお金を借りているなんてのは定番でして、「飲み会の席でお会計を支払うことなくいつの間にか居なくなる常習犯」みたいな人もいたりします。

僕が直接関わった中にはこんな方がいました。
知り合いのバンコク在住女性A氏は、友人からかなりの借金をしていたのにも関わらず、LINEなどの連絡先をすべて変更し、友人との連絡を遮断。
その友人は日本在住のためA氏と連絡を取ることができず困り果て、会ったこともない僕にXを通じてDMをしてきて、「彼女の連絡先を教えてほしい」と連絡してくるというトンデモな件です。

それから数年経った昨年、そのA氏にお仕事を依頼したのですが、納期になってもまったく仕事を進めていないことが発覚。
どえらい目に遭いました。

数年前からの知り合いだったので仕事を依頼してしまったのですが、金に無頓着な人に仕事を任せた僕がバカでした。

【結論】共通しているのはこういう人たち

この記事を書くにあたり、僕が出会ってきた上記の人たちを改めて思い浮かべてみたんです。
するとだいたい共通しているのは「楽してなんとか稼ぎたい」という点。

「どんな仕事をしているのか分からない人」は、本業を持たないのでコツコツと積み上げていくような仕事がなく、一発逆転を狙って稼ぎたい。

「一緒に面白いことをやりましょう」なんて言ってくる人はまさにそうで、他人のふんどしを使い、おんぶに抱っこでなんとか稼ぎたい。

「借金をして返済をしない人」は、楽して稼ぎたいというマインドがどんどん強くなり、地味な仕事は後回し。
美味しそうな仕事(一見すると美味しそうなだけ)ばかりに目を向けてしまった結果、けっきょく稼ぐことができず、返済できないうえに信用を失墜させていくという終末物件。

バンコクに移り住んでからというもの、どうしてこのようなダメな人たちに会う確率が高くなったのか。

バンコクの日本人社会は、こういったダメな人たちでも使ってくれる人がいるからなのだろうか。

それとも僕の許容範囲が狭いだけで、みんななんとなく付き合えているのだろうか。

疑問は深まるばかりですが、捉え方を変えれば、バンコクの「日本人村社会」の中にはいろんな人がいて、離れたところから見ているだけならそれはそれで楽しいのは事実です。

ところが誰でも彼でもウエルカムにして付き合いを深めていくと、無駄なことに振り回されたり、仕事に穴を開けられてケツを拭くために走り回ったりと、大変な目に遭うこともありますので「タイでお付き合いする日本人」は吟味しましょう、というお話しでした。

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