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FUJIFILM GFX 50S 機材レビュー

Yasufumi(@yasufumi_photo)です。
今回、機材をお借りしてポートレート撮影をしてきましたので、使用感などを含めてレビューしていきたいと思います。

お借りした機材
FUJIFILM GFX 50S ボディ
FUJIFILM GF45mmF2.8 R WR
(この記事内での使用写真は全て上記で撮影)

当初予定していた潮風公園が工事中で使えない、天気も曇りで結構危ういスタートでしたが、お台場海浜公園に移動して撮影を開始しました。
FUJIFILM GFX 50S ボディはフルサイズの上の中判デジタルカメラで、撮影で使うのは初めてでしたが、その解像感はファインダーを覗いただけで今まで使ってたカメラとは当然の事ですが全く違う別次元のものでした。

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豊かな階調と奥行き
ファーストインプレッションは解像力の高さはもちろんですが、フルサイズ機の更に上をいく奥行きが感じられます。また豊かな階調とその再現性が写真の質感に大きな影響を与えていて撮影後に液晶背面モニターで確認するだけで感動を覚えました。

体感した常用のISO感度は100~6400ですが、そもそも中判カメラでセンサーサイズが大きいので5000万画素オーバーとはいえ画素ピッチは広く保たれていると思いますので、感度を上げたとしてもノイズ耐性もかなりあります。

実際、lightroom編集時にノイズに対して気になった部分は全くございません。

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撮影時の取り回し
撮影時は初対面のモデルさんとのマンツーマンだったので、機材の取り回しに時間がかるとコミュニケーションなどや時間の間延び等で撮影リズムが乱れますが、中判カメラの中では比較的軽く、レンズ(FUJIFILM GF45mmF2.8 R WR)を含めても一眼レフ機より疲れにくい気がしました。

操作性も流石はFUJIFILMで、設定変更がツマヅク事なく各種ボタンを確認しなくても撮影しながらスムーズに任意のセッティングに変えれます。
この点は私が普段からFUJIFILMを使ってる部分も大きいかと思いますが、一度慣れるとすぐにその扱いやすさに気づくかと思います。

ただ、細かな所での不満はありました。
AF-S、AF-C、MFの切り替えボタンがあるのですが、そちらがEVFファインダーに干渉して指の太い人は若干手間取るかも。
また、画像の確認ボタンや削除ボタンも同上の影響で同じ事が言えますが、この細かな部分はリズムを崩す程でもないので撮影時の大きな障害にはならないと思います。

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高価な機材だからこそ
中判デジタルカメラを揃えようと思えば、相当な金額になります。
カメラを始めたばかりの方が買うにはハードルが高くて、なかなか手が出せない機材です。

そんな機材だからこそ、一度借りて撮影してみました。普段使えない機材や、買っても常用しないレンズなどはレンタルする選択肢が良さそうです。

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お借りした機材
FUJIFILM GFX 50S ボディ
FUJIFILM GF45mmF2.8 R WR
(この記事内での使用写真は全て上記で撮影)

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