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ライと私が好きな階段

今朝はゆっくりと時間が流れているように感じました。

読みかけの本を久しぶりに開いて、ラスト一章を読み終えると

扉の向こうから「にゃお~~ん♡にゃお~~ん♡」

やさしくて、やわらかくて、甘い鳴き声が聞こえてきました。

「ライー」軽く呼びかけると

「にゃ~」

扉を開けると真下にいたライは部屋の中が気になるようで、隙間から覗くように首を伸ばしていました。

2階の部屋は3つ。今日は涼しいからか全ての扉がパタンと閉まっていました。

階段を上がりきった小さい空間

最上段に腰かけるとライは私の足や腕にスリスリスリスリ

腰かけた足の上にめずらしく乗って来るけれど…

両足の隙間にライの足がズボッ

私の周りをぐるっと回って再挑戦!成功♪

喉をゴロゴロ鳴らしながらすごく久しぶりに膝の上に乗ってきて、毛づくろいをした後にはアンモニャイトになって丸くなりくつろいでいました。

スマホも部屋に置いて来たので私の手にはライの温もりだけ

目を閉じると窓の向こうから聞こえる雨の中走る車の音

さっきまで読んでいた『アンと愛情』(光文社:坂木司)の最後に出てくる豆大福がよぎってきたり・・・

目を開けると見えてくるのは白くて薄い暖簾越しの窓に並ぶ、サボテン兄弟にグリーンネックレスの姉妹。そして少し開いた窓から外の景色。


落ちないように抱えていた肘の隙間にライが頭をぐいぐい突っ込んで来たり

抱っこに満足した後は私の腕を蹴りぐるみに見立てて甘噛みカプカプ♪足は腕に絡めてけりけり♪カプカプけりけり♪

ちょこっと痛かったけれど楽しくてホッとできる時間を過ごした日曜日でした♪

2021/8/15 (日)



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