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「あなたは病気ではありません」 〜薬、選手交代編〜


初めて心療内科に行き、薬を処方されてから約5ヶ月が経った2024年4月現在。

ついに、薬の選手交代が行われた。
今まで飲んでたものの量を増やしたり減らしたりは数回したが、ついに全く飲んだことのない抗うつ剤に変更になった。

理由は簡単。
病院に通う前とほぼほぼ同じ状態に戻ってしまっているから。

当たり前に死にたいし、ちょっとしたことで涙が出るし、そのせいか上司とも変にぶつかったり(?)なんだりエトセトラ…

診察室では毎回毎回泣きながら前回の時から今回の時まで(月1で大体行ってる)の話をしているような状態。

特に先日は先生ですら「これはマズイ、薬を変えて、気分が落ちすぎないように少し元気になるタイプの薬に変えましょう(汗)」と言ってくれて、謎のカプセルが登場した。

成分的には前に飲んでたものと近いのと、初心者でも飲みやすい(らしい)ので、1回変更してみて様子を見ることになった。


で、今なのだが…

特に変化なし。

ただ一つだけ厄介なことが起きてて困ってる。

先生は「この薬は眠くならないタイプだから、前よりボーッとはしないかもしれない。でも抗不安剤は変えてないから結局それで眠くなっちゃうかもねハハハ」と言っていたけど、それは確かにそうかもで、日中のあのぼーっと感がかなり薄れた。
でもそのせいで気持ちが動きやすくなって感受性が元に戻って来てしまっているような気が…ちょっとしたことで泣いたりダメージ食らったりしてる気もする。

その、何より困るのが食後や寝る前にその薬を飲むのだが、飲んでから約24時間経つと、意識がブツッと切れたように異常に眠くなるのだ。

先日美容室に行った時に担当の美容師さんに「俺のお客さんにも結構いるよ、そういうの飲んでる人。ずっと眠いって人もいれば、日中は薬の効果で元気になるけど薬切れる頃にぐったり眠くなるタイプの薬とかもあるらしい」と言われた。

まさにそれだ!と思った。
本当に意識がブッツリ切れるように眠くなる。
ご飯を食べてようと風呂に入ってようと。
タイミング的に多いのが風呂上がりで体が温まって髪を乾かさなきゃいけないあの時。
あの時にブツっとなってしまうともうまずい。

先日もドライヤーを持ったまま椅子で居眠り。
その前もなんとか頑張って乾かした後もスマホの画面を見たら視界がぐんにゃりしてそのままスマホを落として寝ていた(ゴツンと床に落ちても気づかないぐらい意識がない)

湯上がりで体が温まってたとしてもここまで酷く眠くなることは中々ない…

そんで数日前は色々なところに体を打ち付けながら寝室までたどり着いたが、ロフトベッドに上がる手前で床のものを拾おうと座ってしまいそこから朝5時ぐらいまでダウン。
どうやら近くにあったクッションを枕にして常設(笑)のフワフワのカーペットの上で適当に落ちてた毛布を拾って寝たらしい(意識が途切れてるので全然覚えてない)

流石に寒くて起き上がり、梯子を上りベッドまでたどり着いて二度寝。
そのままちゃんと起きて仕事に行けてよかった……


しかしそれを「普通は布団(ベッド)でちゃんと寝るでしょ」
と他者から言われたしまい、またただの"だらしない人間"になって(見えて)しまった。
普通って難しいですね。

まあ、それがちゃんとできたら病院には行かないのだけど……
ちなみに実家にいた時から疲れすぎてると床で寝ちゃう、はかなりよくやってた。
薬を飲んでなくとも。

仕方ない、なぜなら病院に行かなきゃなレベルまで来てるのに気づけずに10年以上過ごしてしまったから。
あと前は母もそれを指摘してたけど、途中から「仕事で疲れてるんだろうな」と察して無理に起こすとかはしなくなった。

母よ、すまん。
何かの話してる時に「お母さんは思ったことない」って前に言ってくれたけど、だらしない人間だよ俺は……


あと、新卒の子たちが入ってきて年齢の節目を感じて余計に希死念慮がジワジワと戻ってきてしまった。
あの子たちと同じ歳ぐらいの時から既に死にたかったから随分な死に損ないだけど(笑)

どうか、来月の診察の時までにはこの希死念慮が少しでも消えてますように。

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