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社会人2年目ですよ

昨日、新たに入社してきた新卒社員の歓迎会が行われた。今年は、女の子が3人新たに入社してきた。3人とも真っ黒のスーツに身を包まれて、いかにも新人です!という雰囲気を醸し出している。昨年までは、そこに自分も混ざっていたのだと考えると、少し懐かしい。

うちの会社の人は、グイグイ来るひとがいない。みんな、仲のいい社員同士で盛り上がる。そのため、例年新人と打ち解けるのに時間がかかるようである。昨年の、僕らの歓迎会の時は、気づいたら隣のテーブルでバカみたいに酒を浴びていた先輩がぶっ倒れて、新人であった僕が先輩をタクシーで送り届けるという役目をこなした。新人に、しかも、新人の歓迎会で僕がタクシーで送り届ける側って・・・。結局最後まで、飲み会の場にいる奴なんてクソみたいな人しか残らないんですよ。(もちろん、褒め言葉です。)

今年は、そんな可哀想なことを1年目に経験させないようにと、若い女性の先輩社員たちが、すごくもてなしていた。さすがです。

僕も、頑張って初めて出来た後輩たちを気遣おうと思ったのだが、人見知りが炸裂して、大して喋ることも出来ず、4日で会社を去った同期の話をして終わってしまった。きっと、彼女たちは、この話を聞いて心配になっただろうな。自分たちは、大丈夫かなとか、きっと考えちゃうよね。僕だったら、夜寝れなくなっちゃうよ。ごめんなさい。

もっと気の利いたこと話せるようになれたらなーと、反省しつつ、結局最後は、自分が楽しくなるまで飲んで、酔っ払ってしまった。そして、去年の二の舞にはならないようにと、小さな声で、「おつかれしたー」と呟き、居酒屋を去って行きました。同じ失敗は繰り返さないというだけ、成長したのだ。はい、もう僕は社会人2年目ですよ!



ムムム。