![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90310984/rectangle_large_type_2_0c4752030cf865746cb981bd8f336628.png?width=800)
フィリップス曲線~インフレ目標2%の根拠~
今回はアベノミクスで導入された「インフレ目標2%」の根拠について、アウトプットも兼ねて解説していきます!
インフレ目標2%の根拠は、フィリップス曲線に根拠があります。
フィリップス曲線とは
![](https://assets.st-note.com/img/1667369837970-aZ4d6PXAGF.png)
フィリップス曲線とは、インフレ率と失業率には短期的トレードオフの関係にあるという概念です。
つまり、インフレ率が高い時には失業率が下がり、逆にインフレ率が低い時は失業率が上がること。
1958年、A.フィリップスという経済学者が提唱しました。
インフレ目標2%の根拠
しかし、インフレ率が高いほど良い訳ではありません。
完全雇用の水準を達成するインフレ率が「適温相場」と言われます。
完全雇用とは、就職したい人が大体雇われている状態です。
その適温相場が「インフレ率2%」なのです。
絶対的ではありませんが、大体それくらいが適当だと言われています。
実際に各国で採用されているインフレ目標の水準は2%です。
![](https://assets.st-note.com/img/1667370372476-PQuia2DfoY.png?width=800)
参考
読んでいただきありがとうございます。よければサポートもお願いします。