薬のデメリットとは?【結論:薬に甘える人が出る】
どうも、薬剤師のyasuです。
最近、薬のメリット:デメリットは50:50くらいだよなー、と思います。
メリットばかりに目が行きがちですけど、実はデメリットが大きい。
今回は、「副作用がデメリット!」とか、「薬を飲み続けると依存性がある!」とか、ありきたりなことは書きません。
結論から言うと、薬のデメリットで1番危惧すべきは、「薬に甘える人が続出する」です。
さっそく解説していきますね。
薬は飲まないほうがいいの?
薬ってできれば飲みたくないですよね?
薬を飲まないで健康でいられるなら、それに越したことはありません。
食事と運動で、自分の健康をコントロールできるのであれば、それが1番です。
実際に、生活習慣を整えている人で、薬を飲んでる人はほとんどいません。
きちんと節制してれば風邪も引かないし、血圧やコレステロールも上がらないんですよ。
もちろん、薬を飲まないといけない人(遺伝的な疾患等による)に、「薬なんか飲むな!」とは口が裂けても言えません。
そのような方にとって、薬は本当に大事なものですから。
食事と運動でコントロールできる人たちにとっては、薬を飲まないことが1番です。
薬を飲んで病気を抑えつけるのは、実は本質的ではないんですよ。
薬が存在するデメリット
記事の冒頭に、薬のデメリットは「薬に甘える人が出る」と書きました。
「どゆこと?」と思いますよね。
例えるなら、生活習慣病で考えるとわかりやすい。
街を歩けば、いろんなレストランやファーストフード店が立ち並びますよね?
食べたいものは、大体ググれば見つかりますし、すぐに食べることができます。
家に帰っても、美味しい食事を満喫し、「血圧が上がったら薬を飲めばいいや」と考えてる人も多いでしょう。
これこそが、「薬が存在するデメリット」です。
本当は、普段の生活を見直し、薬なんて飲まないほうがいい。
しかし、薬が存在してるが故、「ま、薬飲めばなんとかなるっしょ」の精神がニョキっと顔を出す。
実際にぼくも、体に悪いと言われるものを食べます。ただ、「食べっぱなし」にはしてません。
たとえば、昼にマックを食べたら、夜は野菜を多めに摂るとか。糖質を摂りすぎないように、調整するとか。そんなことを意識しています。
周りからは「ストイックだね」と言われることもありますが、とんでもない。自然とできるようになるので、苦にはなりません。
健康意識を高めることは、未来への投資
「ご飯くらい好きに食べさせろよ!」という意見もわかります。
いつ何をどこで食べようが、それは自由ですから。
とはいえ、「薬があるから自由に食べていい」となると、少し疑問を感じます。「じゃあ、薬がなかったらどうするの?」って感じです。
今後、健康志向はさらに加速していきますよ。国が「医療費減らせ!」と、力を入れ始めてますから。
であるなら、今から個人が健康意識を持っておいて損はありません。
タバコ吸ってる人がここまで生きにくくなる世の中を、誰が想像したでしょうか?昔は電車の中でも吸えてたんですよ?
いつ国が、極端に健康志向への考えをシフトするやもしれない。
その時のために、健康意識を高めておきましょ。
まとめ
という感じに、今自分が考えてることをつらつらと書き連ねました。
まとまりがなかったので、まとめます!
薬はできれば飲みたくないよね?
薬があると安心するけど、それに甘えちゃまずいよ。
食事や運動で、薬を飲まないように今から予防しようね。
ってことでした!
では、これにて失礼します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?