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美容室は「自分のことを好きになる」ための場所


こんにちは、東京表参道の【STATES omotesando】という美容室で店長をしている小川泰明です。


皆さんにとって美容室とはどんな場所でしょう?

・髪を切る場所
・髪を染める場所
・リフレッシュする場所

いろいろな目的で美容室を利用されていることと思います。


美容師である自分は、「美容室という場所」がお客様にとって、

「自分のことを好きになれる場所」

であってくれればいいなと思っています。


そして、そんな時間やきっかけを与えられる美容師でありたいと思っています。


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美容室は髪をキレイにするための場所ではない


こんなことを言うと誤解を招いてしまうかもしれませんね。

少し言葉を補っていきます。


確かに美容室という場所は、
髪の毛をカットしたりカラーしたりすることで、髪の毛や身なりをキレイにします。

そして我々美容師はお客様の髪をキレイにすることが仕事です。


しかしそれはあくまでもひとつの手段であって、
自分にとっての美容師という仕事の最も大きな意味は、


「髪をキレイにすることで自分のことを好きになってもらう」


ことにあります。


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心を開ける場所でありたい


生きていればいろんなことがありますよね。

楽しいことだけでなく辛いこともあるでしょう。

現在のこのコロナ禍もそのひとつかもしれませんね。


辛いことや苦しいことは半分に、
楽しいことやうれしいことは2倍にしてあげたい。


自分は美容師という仕事を通じてそんな人間でありたいと思っています。



髪がキレイになることで、

自分にちょっと自信が持てるようになって、

悩みや不安なんかがちょっと和らぐ、

明日が来るのがちょっと楽しみになる、

そして、


そんな自分がちょっとだけ好きになれる


美容室という場所がお客様にとって、
そんな心を開ける場所でありたいと、そんな風に思っています。


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手作業のぬくもり


少し話は逸れますが、

時代はAI化が進み、多くの職業が人の手を必要としなくなる時代が来ると言われています。

もしかしたら、我々美容師の仕事もAIの進化が奪ってゆく時代が来るかもしれません。


現代の美容室もその多くが分業制です。

スタイリスト・アシスタントという存在があり、シャンプーやカラーなど役割が分担されているお店も多いです。

近い将来、人材採用がなくなりAIが人手を担うということになっても、なんら不思議はありません。


そのくらい現代のイノベーションの進化は底知れないものがあります。

そしてそんな時代だからこそ、大事にしたいものがあります。



それは手作業です。



可能な限り、自分自身の手で施術に携わりたい。


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わたくし事ですが、、


現在自分をご指名でご来店頂いているお客様に対しては、
ほぼすべての施術を自分自らがさせて頂いております。

シャンプーももちろん自分が担当させて頂いてます。


こんな時代だから、
そしてこんな状況にある今だからこそ、

心のこもった温もりのある施術を、自らの手で、
ひとりひとりのお客様に丁寧に提供していきたいと思っています。



そしてそんな拙い自分の手作業が、
もっと「自分のことを好きになれる」何かのきっかけになればこれ以上幸せなことはありません。


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いつも長文・乱文をご覧頂きありがとうございます。




小川泰明





















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