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中央佛教学院 滋賀つどい学習会

2020.02.07@八幡別院
講師:美馬ひろみ師

本願力にあいぬれば むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし(高僧和讃)

美馬先生が僧侶になったきっかけ
先生のお父様は、お寺の役員を務めたことから僧侶を目指していたが、60歳で亡くなり、その目標を達成することができなかった
大好きだったお父様のなし得なかったことを実現しようとしたのがきっかけ

本願力にあいぬれば・・・ の「あう」
× 会う=複数の人が集合すること
× 逢う=一対一であうこと
○ 遇う→禺は、(空想上の)のろまな動物。禺が道を知ること=遇う

「願い」=そうでない現実がある
例えば 合格祈願は、不合格になる人がいるから不合格にならないように願う
・自分の合格を願うことは、誰かの不合格を願うこと
→人間の願い=小さな願い

阿弥陀仏の願い=本願 はすべての人への願い=大きな願い、真実の願い
本願は、一人ひとりへの願い

報恩講とは
忘恩、背恩、逆恩という現実があるから、改めて報恩することが必要になる
知恩、感恩、報恩が大切

回向文
願似此功德 平等施一切 同發菩提心 往生安樂國
ねがわくは この如来の呼び声が あらゆる人のこころに届き
大いなる励ましとなり ともに命を輝かせ合う
よろこびの世界に 集えますように

回向文の「がんにしくどく・・・」を「お茶を入れるタイミング」と思って、席を立つ人もいるが、ぜひ意味を知って一緒に唱えてほしい

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