今、スパチャを損得勘定で考える

本記事は「一般的なVTuberに対するスパチャ」に限って考える。
(スパチャに対して特殊なルールがある配信は違った考え方が必要)
結論から書くと、

・感情的なものを抜いて考えるとスパチャは×寄りの△

スパチャの目的を考える
1.コメントを拾ってもらえる、リアクションをしてもらう
2.金銭的な支援
3.自己満足

まず1について。
コメントを拾ってもらえる確率は…スパチャ読みをやっている方やスパチャ率が低い方ならほぼ100%反応してくれる。何かしらのスパチャ連動機能をしていれば100%リアクションがある。
一方スパチャ読みをしない方やスパチャ率が高い方は無視、もしくはまとめて「ありがとう」等の反応にとどまる。
1を目的とした場合のみを考えると配信者によってかなり差がある。
事前に配信者のスパチャに対する姿勢をサーチすれば自分がスパチャをした場合に起こることの予想は難しくないと考えられる。
1に対して評価を行うと〇or×(場合によって異なる、要事前調査)

2について。
金銭的な支援として考えると、ご存じの通り「YouTubeに手数料として徴収され、それ以外に決済、サービス、アプリの手数料などがかかる」
支援方法として金額だけ見るととても効率が悪い。
他のサイトでグッズを買った方が配信者、団体に入るお金の効率は良い。
スパチャの優位性は気楽に支援できる、他の要素(1,3)と複合できる、グッズなど他の支援方法が無い場合が思いつく。
2に対して評価を行うと△~×(効率が悪い、グッズを全部買ってさらに支援したい場合)

3について。
いわゆる自己顕示欲が満たされる。それだけである。
自己顕示欲を損得のものさしで測ること自体ずれている気がする。
赤の他人から見れば完全にムダ金であるが、本人が幸福感を得られるのであれば代用のきかない行為である。
そのことを踏まえてあえて損得勘定するなら、
3に対しての評価は×(無駄。考え方を変えたり、他の手法を探すべき)

・考察
損得で(機械的に)考えるとスパチャは悪い文化と考えられ、興味のない人から見るとかなり「狂った」行為に見える。
基本的には
スパチャは金銭的に余裕がある人が道楽としてやっている。
or
代用がきかない自己顕示欲を満たすためにやっている。

と考えてよさそうである。特に後者は「推しに認知される、リアクションしてもらえる」という本当に代用のきかない「モノ」に対してお金を使っているので人、立場によって良し悪しの見え方が大幅に異なるのは頭に入れておきたい。


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