台風19号で氾濫が心配された荒川。東京中央区・中川地区では、住民の3分の1が事前に避難したという。そして、後日、実際に災害危機に直面して避難した体験を振り返り、今後に活かすための取り組みが行われたようだ。(11/27 NHKニュースウォッチ9による)

振り返りの手法はいくつもあるが、ここで用いられたのはAAR。After Action Reviewと呼ばれる米軍で開発された振り返り手法(だと思う)。
コンピテーション(行動特性)など、米軍で開発された手法・考え方が、ビジネスなどに転用されることはよくあるが、AARもその一つ。


災害に限らず、実際に体験してみないと分からないことは、たくさんある。しかし多くの場合は、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないが、気付いたことや反省事項もその場限りとなってしまうことも少なくない。

せっかくの体験を今後に活かすためには、振り返理の時間を割いて、何が起きたのか、改善点はなかったのか、次に起きた時にはどうしたら良いか、といったことをしっかり検討しておくことが有効になる。


これは「学び」のサイクルとも同じ。
こういう取り組みが、地域活動や事業活動の中でもどんどんと入れられると、より質の高い活動を生み出していく土台になるように思う。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました\(^^)/ もしよろければシェア、感想などを教えていただけたら嬉しいです。 またぜひ読みにきてくださいね!