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私がオーストラリアでバリスタになる為に準備したこと

こんにちは。大学4年生を休学中のヤスと申します。
気づけばワーホリでメルボルンに来て5ヶ月が経ち、ありがたいことにフルタイムでバリスタとして働かせて貰ってます。

私が渡豪前に色々やった準備で役に立ったものを共有出来たらと思いまとめてみます。

私がここで説明してるのは、オーストラリア(メルボルン)にて、比較的どこのカフェでも重要視されてるなと感じた力なので、もちろん例外もあります
あと、スペシャリティコーヒーとかラテアートにこだわったお店じゃなくて、よくあるローカルカフェでのバリスタに求められる力です。

オーストラリアの職探しは運要素も強いので、やったからと言って確実に仕事が見つかる訳でもないですし、でも採用確率をあげる事には繋がると思います。
もちろん地域や時期によって採用されやすさは違うと思うので、ちょっと参考にする位で見て貰えたら…


出国前

🌟バイトで良いので絶対にカフェで働く
これが正直1番大事です。もう渡豪直前だったらすみません
よく語学学校のオプションとかでバリスタレッスンとかあると思うんですが、正直そんなに意味ないと思います(無いわけではないけど、職探しにおいて別に有利にはならないかな…)

オーストラリアは経験重視なので、まず面接で経験は?て言われる事が殆どです。

その経験っていうのはカフェでどのくらい働いてるか、1日にどのぐらいのコーヒー作れるのか(よくコーヒー豆〇kg分作れますとかいいます)、いかに忙しい環境でオーダーを捌く力があるかなんですよね。

バリスタコースとかで習ってゆっくりラテアート作れるのと、実際にカフェで忙しい中周りと協力しながらコーヒー作るのって全然違います。
オーストラリアはコーヒーの消費量が凄いので朝は特にどこのカフェもバタバタです。

日本のカフェで働いてた方が、レジュメ(履歴書)にバリスタ経験がある事を書ける&カフェの働き方が一通りわかるから英語環境で一から仕事を覚えるより楽だと思います。

私はたまたま大学1年生から超忙しいカフェでバイトしていたので、バリスタとしての経験があったおかげですぐにトライアルや面接に呼んでもらえました。

🌟ラテアートより大量のコーヒーを捌ける量が大事
よくラテアート出来ないと働けない?みたいな事聞かれるんですけど、全然働けます。
(店にもよるけど)基本テイクアウトのオーダーが多すぎて、素早くオーダーを捌く力の方が重宝されます。
特に2杯取り(一度に2杯分一緒にスチームする)が出来るとめちゃくちゃ役に立ちます。
日本のバリスタの人から見たら有り得ないでしょうが……笑

これは3杯取りしました
慣れたら多少のアートも出来るようになりました


逆に日本で丁寧なコーヒーを入れるカフェで働いてる人はこっちのスピードに戸惑うと思います。結構雑ですし、笑
私はチェーン店で働いてたので意外とすぐに慣れました😂

🌟働く上でオススメのカフェ
・自分でエスプレッソ、スチームミルクを作るタイプのコーヒーマシンがある
(チェーン店だとドトールやプロントはボタン押すだけで作れるタイプなので、バリスタとしての経験にはならない)
あと聞いた話によるとスタバはピッチャーが一般的なものと形が違うので、改めて慣れるのが少し大変とのことでした

・忙しめのお店
私は2年ぐらいバイトで新幹線口と在来線に挟まれたカフェで働いてたんですけど(地獄)、2杯取りのスキルも周り見ながら素早く動く事もそこで覚えてたので、こっちでモーニングのオーダーラッシュも全然捌けてます
あと、海外のお客さんも多かったから英語接客の練習にもなってました
個人経営のカフェで丁寧にコーヒー入れる力を養うよりも、忙しいチェーン店でガンガンコーヒー作れる力を身につける方がオーストラリアでは有利な気がします。

🌟日本でバリスタレッスンを受ける
個人経営のお店だと丁寧に教えて貰えると思うんですが、チェーン店だと何となくしか教えて貰えなかったりするので(私がそれだった)、3回ぐらいレッスンを受けに行って、細かくスチームのコツとかエスプレッソの落とし方を習いました。→それをバイト先でめっちゃ練習してた

オーストラリアでも心配で講習を1度受けたんですが(FWやピッコロの作り方を知りたかった)、当たり前に全て英語で説明なので、聞き取りに自信ない人は特に日本で行ってた方が良いかも…

あと基本のラテやカプチーノの作り方が分かってれば、ピッコロやFWなど豪州特有のコーヒーは働いてるお店やトライアルで練習できるので別にこっちで講習受けなくても良かったかな🤔と思ったり

渡豪後

🌟レジュメ(履歴書)を配る
オーストラリアじゃ定番の職の探し方、レジュメ配って探しました!
求人サイトからも応募できますが、よほど秀でた技術や経験がない限り(あと運)、目立たないので返信は返ってきにくいです。
片っ端から配るのもいいんですが、Jora Jobやindeedで自分の希望に合うカフェの求人を探す→ネットで申し込まずに、その店に「求人見ました」と言って直接レジュメを渡す
の方が効率的かもしれません👌
(今働いてるカフェはその方法で即日トライアル→その週に採用連絡が来たので)

でも何となく歩き回って渡したお店でも、トライアル3件出来たので
求人出してなくて、新しい人雇うつもりなかったけど、週1.2で良ければシフトあげれるかもみたいなお店もあったりします(前のカフェはそれで雇って貰えた)

🌟CBD外にもカフェは沢山ある
どこもかもしれませんが、メルボルンのCBD内は結構みんなレジュメ配るので激戦区なイメージです。(知り合いのカフェオーナーによると、1日10人とかレジュメを渡しにくるけど断ってるとか)

CBDからトラムで10分行くだけでも沢山カフェはあるので、好きな街並みの街に行ってみて渡すのもアリだと思います
(前のカフェはCBDから徒歩15分だった🚶‍♀️)
あと郊外の方が常連さんばかりで優しかったり、日本人居なくて英語の勉強になってる気がします

🌟レジュメはカラフルに
私は秀でた技術がない分、レジュメでいかに印象を残せるかが大切だと思ったので、テンプレを元に自分でレイアウトをアレンジしてカラー印刷してました

・ラテアートの写真
・VISAの期限
・バリスタ経験が何年なのか
・1時間に何キロの豆を捌けるのか

を載せるとマネージャー的には好印象だと思います👌

働き出してレジュメを受け取る側になって見てると白黒で皆おんなじテンプレを使ってたりするので、マネージャーは溜まってるレジュメを見てもスルーで終わったりしてて、、差別化する事が大事だと思います❗️

ちなみに私が使っていたレジュメ
(ラテアートは下手なので隠させてください)



バリスタ経験なしでカフェで働きたい
たまーーに、経験無しでも雇ってくれる所もあるみたいですが、ほぼ無いと言っても過言では無いので、バリスタじゃなくてウェイターやキッチンハンドとして採用してくれるお店で働きながらたまにマシンの使い方を教えてもらって経験を積む→バリスタの仕事を見つけるが1番現実的なのではないかな🤔と思います
経験なしで雇って貰えてた友達は中高オーストラリアで通ってためっちゃ英語できる子なので、英語が出来れば可能性はある…かも?
あと強運の子は1から教えてあげるよ!て雇って貰えてました。愛想が良くて教えてでも働いて欲しいと思える人ならありえるかも~

経験無しでは職探しが難しいオーストラリア

こっちに来て驚いたのは、本当に経験重視な所です。
特に最近は世界中からワーホリの人が押し寄せていて、英語が結構できる人でも簡単に仕事が見つからない事も多いみたいです。
私の知り合いですぐに仕事を見つけたのは、バリスタ経験がある人、エステティシャン、ドッグトレーナーなどなど専門的なスキルがある人ばかりでした。
ある程度英語が出来なくても雇ってもらえるジャパレスも最近は日本人が増えすぎて、激戦区な所もあるようで、
運良く仕事を見つけた人も沢山見てきましたが、英語力だけでは厳しい部分も多い今のワーホリにおいて、日本では比較的簡単に働けるカフェでバリスタ経験を積んでからの渡豪
個人的には超オススメです

以上が私がオーストラリアでバリスタとして働く為に準備した事です!
誰かの参考になれば幸いです


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