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ガソリン価格高騰でJAFも声明発表

ガソリン価格が高騰して、ついにJAFも声明を出しました。

その内容は、

①ガソリン税等に上乗せされ続けている「当分の間税率」を廃止すべき。

②ガソリン税に消費税が課税されている「Tax on Tax」という不可解な仕組みを解消すべき。

という上の二つの声明を出しました。


                 (JAFのHPより)

①の「当分の間税率」とは、上乗せされる税率のことを言います。現在は、1Lあたり25.1円上乗せ課税されているものです。

もともとは、緊急の道路整備のための理由で始まったらしいですが、現在は使い道が限定されず自由に使用可能な予算として「当分の間税率」として維持されているようです。

この「当分の間税率」においては、ガソリン価格が3カ月連続で1Lあたり160円を上回った場合一時的にやめるというトリガー条項というものがあります。

しかし、東日本大震災による復興財源確保するということで一時凍結されており、トリガー条項の条件を満たしているにもかかわらず、先日の8月29日でも改めて発動を見送ると述べていました。

JAFはこの必要のない上乗せ課税をなくせと言っているわけです。

さらに
②については、二重課税をなくせということです。ガソリン本体のみならず、ガソリン税と上乗せ税(当分の間税率)をあわせた分にたいして10%の消費税をかけているということです。

 ガソリンがなぜ高いのかというのは、原油価格が上がっているだけでなく、税金で高くなっているということがよくわかります。

JAFはこの車を乗る人の理解できない仕組みを早くやめろと言っているわけですね。全くその通りだと思います。

今のガソリン価格は、半分が税金です。それも必要のない税金か課税されており、しかも消費税の二重課税となって私たち消費者の生活を苦しめてているのは確かです。

 この不可解な仕組みを知るということは今回非常に大切だと感じました。


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